2024年11月1日(金)
取材で逗子へ行く。100年前の古民家にお住まいだった。
「裏が山で涼しい風が降りてくるので夏も冷房いらなかった」という。そういうの羨ましい、なるほどと思った。うちも古民家だけど、周りが住宅で空気が停滞するので、ひたすら暑いし寒いのだ。古民家だからといって何でもいいわけじゃない。
そういえば甘い暴力の8周年Tシャツ、好きすぎて普段着用にもう一枚買ってしもたよね。
夜、長野に住んでいるNくんが遊びに来て泊まる。またこういう泊まりができるようになったの嬉しいな。
2024年11月2日(土)
前から行ってみたかったところで、Nくんと武蔵境へ。珍珍亭からの境南浴場を楽しもうという魂胆。
武蔵境[珍々亭]で油そば並、ネギ盛り、生卵、味玉。元祖といわれる油そば、見た目よりもくどくなくすっきり、噛むとうまい、そして味のバランス感がとんでもなく良い。ラー油やお酢を入れても「え?最初からこの味でしたけど?」みたいな包容力とブレなさがある。元祖にして至高だ。炒飯もうまい!。
そして、武蔵境[境南浴場]初訪問。天然地下水?北欧サウナ?どんなもんじゃいと入ったらぶっ飛んだ。何この水風呂…水質よすぎてずーっと浸かってられそうな心地よさ…サウナはリニューアルしてきれいな10人サイズ!武蔵野の水はすごいな。まさに「ホームサウナ」になる一軒だと思う。まじでよかった
境南浴場にしろ吉祥寺のMONSTER SAUNAにしろ、武蔵野市の水が素晴らしいのではないかという思いがある。武蔵野市には境浄水場があるし、そのおかげもあるのかな。そういえば僕は地元だから気づいてなかったけど、実家とか学校とかの水、うまかったんだなと市外に出て気づいた記憶がある。
2024年11月3日(日)
ループモノの夢を見た、文化祭である一定の成果を出さないと転校初日に戻るようなやつ、それまでと違う動きをするとクラスメイトが消えてしまったり、記憶引き継ぎ者が自分以外もいたりと、なかなか凝った設定だった。
朝ごはんに蕎麦食べて、おいしいそばつゆ残ったのもったいなーと思い、ピーマンとししとうをごま油で炒めて佃煮みたいにしてみた。結構おいしい。箸休めによいな。
お世話になっているパイセンのトークイベントを聞きに代々木まで。トークイベント聞きに来たら赤星大瓶とかあって嬉しく困ってる。聞きながら、飲みながら、できる仕事もしながらというマルチタスク。
誘われるがままに二次会へ。気を使う瞬間も当然あるが、こういう場でないと聞けないことや振る舞いや楽しみもたくさんあるので楽しい。だいぶ酔う。気づいたらまだ全然帰れる時間だが久しぶりに電車寝過ごしワープを決めていた。直通電車こわいよ。
戻ってきて、彼女と落ち合って餃子を食べたり、カラオケに行ったりした。
2024年11月4日(月)
えびすごはんさんの動画を参考に、世界一簡単な煮干しラーメン、つくってみたけどフツーにとってもおいしかったです。玉ねぎいっぱい入れたのも良いトッピングになった。酒明けの体にめっちゃ効く。
夜は千歳烏山[天天厨房]でごはん会。めっちゃおいしく楽しかった台湾チャイニーズ、しっかりと味わいあるのに油が控えめで食べ疲れがなく、とにかく楽しくおいしい。上海蟹おいしかったな…しじみも…あと牡蠣と白子の麻婆豆腐!
2024年11月5日(火)
楽しい日にも代償はある、と原稿終わってなくて4時半に起きて仕事スタート。
昼過ぎから阿佐ヶ谷で取材。お知り合いでもある方だったのもあり、いろいろ伺えて楽しかったとても。自家製ポン酢や料理が上手になる方法も聞けて面白かった。
その後は、阿佐ヶ谷で飲み。前にも行ったやきとんの「瑞貴」。仕事終わりの彼女も合流。90年代アニメ思い出しトーク、世代の違う彼女には悪いけど楽しかったな…あの頃の頑張って色々見ていた経験って変なところで生きるんだな。
2024年11月6日(水)
原稿終わってなくて早起き5時半…起きたかったけどむりで6時半から。
庭のレモングラスを刻んでお湯注いだレモングラスティーがおいしい。朝からPCがご機嫌斜めで動かない。
ごちゃごちゃと昼を過ごして、次のライブに備えて大阪へ前乗り。品川発の東海道新幹線に乗ると、自由席がエキュート側に近い1〜3号車なのがしんどい。指定席優遇してよ〜と思った一方で「いち早く席に座る」というプライオリティがすごい高いなら階段に近いほうがいいのか、とこれを書きながら思い直した。
ホテルの近くの肥後橋のチーズ専門店でごはんを食べる。「1924 バーボン・エイジド ダブル・ブラック カベルネ・ソーヴィニヨン」というワインがお手頃にうまくてよかった。珍しいチーズを賞味するなどした。チーズおもしれぇ…そりゃ大人になったらワインとチーズにハマるわけだよと納得する。
2024年11月7日(木)
午前中から移動して尼崎へ。おすすめしてもらったたこ焼き屋さんへ。
尼崎[あすか]でたこ焼&ホルモン焼きそば!(お好み焼も食べた!) 一口サイズのたこ焼きは外がカリカリで、中はほどよいトロ感で、食感も味も「知ってるようで知らない」新ジャンルに脳汁が出た。焼きそばも豚の旨みと脂が麺にまとわってきて、濃さはあってもくどくない。美味かった…飛んだ…。
たこ焼はノーマルとすじ入りを食べたんだけど、甲乙つけ難い両方とも美味い。ノーマルは生地のサクトロのコントラストがよかったし、すじ入りは噛み続けたくなる甘辛牛すじのコクで幸せになる。小ぶりだし両方食べるが吉だと思いました。
夜は、甘い暴力のライブで梅田クラブクアトロ。「今日はなんか面白懐かしい曲も多くて新規さんも新鮮だろなー」と思ってたらMCで全然新規向けじゃないと断言されてて笑ってしまった…だよな…クソプレゼンツらしく程よくゆるくでも締めるとこ絞めてて楽しかったー!
咲も言ってたけど「やりたいからやってるだけだよー!!!」ってめちゃくちゃ大事な精神だよマジで。
寄り道した阪神百貨店で…五島つばき蒸溜所のGOTOGINとついに対面して買ってしまった。う、うまい…香りがほんとうに良くてうっとりする。ジュニパーベリーからの様々な草木の香りに包まれる感じ…こりゃすごいな。
あと、帰りの電車で、新大阪駅構内の[吉野]のいなり寿司を買ってから乗る。めっちゃうまい…穴子乗ってるやつもふわふわで山椒きいてて良い。甘すぎず酸っぱすぎず、品がよいタイプで酒にもめちゃ合う。
2024年11月8日(金)
朝から移動して目黒で取材、立派なキッチンスタジオで事務所で、すごいところだったなぁ。帰宅してからオンライン取材。
電車の広告で見た漫画の『まがいもの』、Kindleで早速買ったら面白かった、「地面師たち」みたいな面白さがある。
ナンプラーを使ってくるパクチー塩焼きそばが上手にできる。お砂糖すこし入れるのががポイントっぽい。よき。
2024年11月9日(土)
寝ぼけ頭に先々のカレンダーが浮かんで、そうだ、「宮本彩希さんにキリンビールの仕事でインタビューするから写真集買っておかないと…」と思って目覚めてAmazonを開くが、「ほんとにそんな仕事あったか…?」と一応確認すると、ものの見事に無かった。
リピートしたチルド麺の珍珍亭油そば、麺を軽く洗う、ラードを少し足して付属の脂も入れて器をレンジにかけてとかす、でさらにアップした。
今日は休みと決めて休む。漫画の「あかね噺」読んで、大平一枝さんの本読み終わってスパ銭で2.5時間湯治。
夜ごはんにマグロのカマをオーブンで焼いた。それ自体もまあ美味しかったんだけど、出てきたきれいな脂をつかってペペロンチーノみたいなパスタをこしらえたのもおいしかった。脂、たっぷり大さじ4〜5杯分は取れました。
2024年11月10日(日)
朝、起きる、寒い、メンタルが落ち込んでいてやたらと悲しい。
温かいモノでも飲んでゆっくりはじめようとおもう、昨日は休みにしたから今日は仕事しないとだね。でも、M-1東京3回戦の動画がアップされてしまっていてつい見てしまう。
お昼ご飯に納豆ペペロンチーノ(ギョニソ入り!)。うまい。
原稿のち、銭湯へ。寒いし、くしゃみが止まらない。体の空気を入れ替えて体温上げるべく、原稿も一つ納品できたし、すこし歩いて銭湯にでも行くことにしたのだ。
併設のコインランドリーから我が子の行動に何かいらいらしている父親の声が響く、中を見たわけじゃないけど扉か何かをばたんばたんと絞めながら話している、子どもが「さっきからばたんばたんうるさいよ!」とあまりにも真っ当なことを言うので驚いた。父親も「それはごめん」とまっすぐ謝っていた。
風呂上がりの缶ビール、最適解が見つかる。250ml缶!最高!
気になっていた町中華でちょっと寄り道したりしつつ帰宅。カット野菜をたっぷり出して、濃いめの出汁で豚しゃぶにして一緒に膜と美味しかった。一番美味しい食べ方これかも。
2024年11月11日(月)
朝はからだが水分不足なので意識して水分を、と聞いてから、寒くなってきたしそばとか麺とかの朝ごはんって一応理にかなってるのではないかと食べている。
いまはゼンブヌードルを茹でて、茹で汁をフォーの素で溶かして、というのにはまってる。そこにプロテインを飲み、エナジードリンク味のサプリ(アルギニン&シトルリン)という組み合わせ、なかなかよいのではないか。飽きるまで続けよう。
2024年11月12日(火)
朝は一昨日のお鍋のだしで卵雑炊つくる。うまい。
晩ごはんは彼女の「家庭的なカレーが食べたい」のリクエストに応えて、ジャワカレーで家っぽいカレーをつくるよ。味に迷ってインスタントコーヒーとか入れてみるところも家っぽさ。ジャガイモだけ溶けちゃうの避けたくて別茹でにしてみた。おいしい!と評判で一安心。
2024年11月13日(水)
取材で昼は国立へ。
言語化の話になって、聞かれたら答えられるんだけどなぁ、と思うことって結構ある。チームでクリエイティブな仕事をする良さの一つかもしれない。
帰り道で、サッポロビール「冬物語」買う。うまい!!! まろまろっとしたスムース感からのコクが広がって、やや甘みある後味がホッとするというか。カフェラテみたいな満足感だ。
なんかガチで疲れて何もする気が起きなかったんだけど、とりあえずマツコの知らない世界でも眺めながら、缶の酒を飲みつつ、つまみでも…と思ったら元気が出て来た、酒しか勝たんのか…。ガテン系ファッションの世界面白すぎる、みんなヤン車とか痛車とかこだわりだしていくのも最高だな…日本人のDNAなのかもしれないな。
二日目のカレー、赤ワインで伸ばすとめちゃくちゃうめぇな。家カレーの二日目のカレーのうまさって、もしかして初日の水分量と塩分濃度があんまりうまくいってないだけ説もある…?初日でもっと濃くつくって、二日目に伸ばすみたいのがいいのか?
2024年11月14日(木)
新宿だと思っていた取材が、前日に葛飾のお花茶屋という倍以上かかるところを指定されて朝早くから出る。
駅の階段で蹴躓いて割と派手に転んだ。顔を上げたら向こうからゆっくり歩いて来ていたおばあさんと目が合った。なぜか会釈してしまった。おばあさんは、すこし頷いて過ぎていく。優しい人だな、とおもった。すっぽぬけたイヤホンをさすと「元気もりもり〜勇気バリバリ〜」と暢気な歌が流れてきた。
彼女のつきそいで区役所や保健所などを巡ってから、甘い暴力のライブで渋谷へ。『心の温度』がたまらなかった。暴れが盛り上がるし煽るのもあるからいいんだけど、本当はたくさんの細やかな進化があって、「黙って聞いとけよ」的な楽曲の良さがどんどん高まってると思った。それを聞きに言ってる自分がいる、かも。
楽しくて、終わってから飲みすぎて彼女に怒られる。深夜のスーパーで買い物。たのしい。わたりがにが安くなっていた買った。味噌汁にするんだ。これ好きなんだよね。
2024年11月15日(金)
首の痛みが全然なく自分でもびっくりする。やっぱ事前ストレッチと週1くらいでライブいってると違うんだろな。
朝から打ち合わせやらウェブ取材の立会やらですっかり疲れてしまう。17時過ぎから2時間ばかり寝落ちてしまった。
夕飯、買ったままになってしまった豚こま肉を思い出して、あわてて酒や中国醤油につけてなんとかしようと画策する。れんこんとにらと炒めておかずにすることにした。
四谷の『嘉賓』の「牡蠣ソース和えソバ」が絶対に好物なので食べてみたいなーと思いつつ未体験だけど、昔の「dancyu」にレシピがあると知って電子書籍で書い、思わず家のアリもので試してみたら、う、うめー。これのめっちゃうまいやつだと思ったら期待感上がる。
彼女と食べながら、昔の『水曜どうでしょう』見たり。韓国サイコロ旅おもしろい。何十年と経って面白いのがなおのことすごい。
2024年11月16日(土)
野暮用で実家へ戻る。母がつくってくれたお昼ごはんは変わらず美味しかった。こんな定食屋が近くにあったら最高だな、みたいな献立だ。ご馳走様でした。昔バイトしてたコンビニはなくなってたし、初めて高級キーボード買ったPCショップは幸福の科学になってた。駅前の再開発も進んでるみたいだ。
新宿へ移動しながら駒場東大前の日本近代文学館で「編集者かく戦へり」という展示会を駆け足で見て、それから新宿で勉強会に参加。たくさんインプットしたり実感できたりして良い夜になった。打ち上げも参加させてもらう。良い思い出も、なんか釈然としないことも、どっちもある。
2024年11月17日(日)
メルカリで気になっていた服を勢いポチる。なんか色々悩んでいたことがすーっと消えていく気がするのでポチるの威力は怖い。
牡蠣ソース和えそばにはまって連日食べている。猛烈に、餃子を食べてビールを飲みたくなってきたな。もちろん瓶ビールだ。ということで、「ぎょうざの満洲」を初体験してみた。
「3割うまい‼︎」のぎょうざの満洲、所沢の学生時代に食べてればよかった…と悔やむほど、好きだ。うまい。全体的にパンチ感よりはサラッと食べられるのも日常食の趣があっていい。よだれ鶏しっとりでイケる。あと紹興酒が300円でやべぇし、これうまいな。
それから、仕事終わりの彼女の希望で、すき家に連れたって行く。すき家の「牛・お食事サラダ」めちゃくちゃ良かった。ナッツや十六穀米が噛みごたえアップでサラダの物足りなさをカバーしてるし、濃いめのドレッシングを選んで混ぜればビールのアテにもなる(なりました)。
2024年11月18日(月)
短めの原稿が終わっておらず早起きで5時半ごろ起きる。お風呂の追い焚きをして、彼女も朝風呂に入ると言っていたので起こす。
銀行へ行っていろいろ手続き。
なんだか元気ほしくて、近所の町中華で餃子とうまにそばを食べる。餃子って、昨日も食べたけど、やっぱキャラ全然違うのあらためて面白いな。ぼくはもっと肉っぽいのが好きなのかもしれない。
やばすぎる仕事(良い意味で)が舞い込んできた。大物インタビュー。来週取材なのにもう吐きそう。
イカ明太バター醤油炒め丼で夕ご飯。
2024年11月19日(火)
6時半起き。仕事で愛媛へ日帰り出張。
向かいがてら、谷川俊太郎訃報届く。むかしに一度、トークイベントでお話を聞いた。「パソコンで書いてるよ」という何気ない言葉に僕は驚き、頭の中で勝手に作り上げていた詩人像を恥ずかしく思ったものだった。パソコンとキーボードはちゃんと「道具でしかない」と感じた瞬間だった。R.I.P。お悔やみ申し上げます。
酪農家さんの取材で、牛乳が生まれるまでを見て感動する。牛乳への見方も変わる。おやつにいただいた稲田製菓舗の「長浜志ぐれ」という和菓子がめちゃうま。
帰ったら彼女がシチューっつってくれてておいしかった!
2024年11月20日(水)
朝からカンファレンスの取材で恵比寿に缶詰。疲れてしまってアフターパーティは早々に辞する。
聞いていると改めて、甘暴の2017年リリース組の3枚、強度みたいなものがすごいな。そして今ライブで聞いた方がさらに痺れるものに完全になってる。リリースされたときが完成ではなく幾重の繰り返しの先にある状況が一種の「仕上がり」であり、音源リリースは始まりでしかないんだなぁと。
それはともすると昨今よく見る「CD音源みたい」と褒められること(カラオケの音程バーを表示させるテレビ番組しかり)の強い抑圧めいたものとは反するところにあるはずで、ライブに行くゆえに得られる面白みなんだろうな。音源は「約束」じゃなくて「始まり」で、超える超えないの存在でもないのかな。
そう考えると、楽曲はライブ、戯曲は舞台、詩は朗読、アートは展示みたいに発表後からの更新性や解釈の幅が目に見えてあるけど、小説ってそのへんがあんまりない気がする。いやそもそも並列で並べるもんでもないのか。うーん。
2024年11月21日(木)
朝からイベント取材で三鷹へ。家を出て電車に乗ってからICレコーダーを忘れることに気づく。開き直ってスマホの録音とメモアプリで全力。でも結果的にわかりやすくなってよかったかも。
終わってから、町中華2件に臨時休業でフラれる。実家に母がいた、電話したけど気が付かなかったみたい。たまたま餃子で、お相伴に預かる。うまい!ぶたにく、キャベツ、にら、たまねぎ、しょうが、チューブニンニク、オイスターソースだそう。甘みがあるのはたまねぎオイスターソースだろな、これが美味いな甘いのあるのすきだな。
晩ご飯は、彼女がビールが飲みたいと聞いたので、豚焼肉サラダと牡蠣ソース和え麺。シマダヤの安売り焼きそば麺が案外に合ってうまい。経済的だし良い。簡単だし。
2024年11月22日(金)
疲れがどっと出てうまく仕事できず。布
団が汚れてしまって、急遽、夏用布団と、ちいさい毛布と、かける毛布を分け合って寝ることに。妙に寒いと思ったら部屋干ししていたから窓を開けていたのだった、目覚めてから知った。
割とまじでサウナ行かないとそろそろくたばりそう。晩ごはんは真鱈の白子ポン酢した。
2024年11月23日(土)
朝からコインランドリーに布団を出しに行く。
フレディレックのバスケットを持っていたら掃除のパートさん?に「目黒に住んでらしたの?」と聞かれた。店舗が目黒にあるからだろう。いえいえ、好きで使ってるだけなんですよ、と行ったら「私もエプロンつかってます」と。いい話だった。綺麗好きそうな感じがして、確かにこのコインランドリーいつも清潔感あるなと思っていたのだった。
あまりに良い天気だったのでスーパー銭湯。帰りに買い物をちょっとして、しょうがとごぼうのガリを仕込む。
彼女がコンビニに郵便を出しに行くのについていく。無印良品の蜜がケコーンをかう、たまにたべるとおいしい。彼女はあいすまんじゅういちご味を買っていた。「たまに食べると無性に美味しいものなに?」なんて話をふると話してくれる、僕はそういう時間が好きだ。
KAVALANのトリプルシェリーカスクシングルモルトハイボール、うめぇな…香りと味の複層感がいいし、ほのかに甘みさえ覚える…グラスに出して飲むより僕はあえて缶のままの方がおいしく感じた、甘みが先行するのかもな。
晩ごはんは金目鯛の干物や豚汁などよー、お酒は愛媛で買った小富士の超辛口。ほんと辛くてスッキリ感がうまい水みたい。
2024年11月24日(日)
朝イチで彼女のお弁当の焼きそばをつくって、仕事を始める。
めちゃくちゃお昼ごはんに唐揚げが食べたくなる。天気がよいから外で食べるのもいいな。お弁当でも買うか。久しぶりに「晴天の青空+出来合い弁当+淡麗グリーンラベル」のコンボ、きめるか。と、昼飯にオリジン弁当のモバイルオーダーでできたてをうまく調達。
明太子トッピングたっぷりでデラックスな海苔弁に唐揚げも足して、最高の選択ができた。
原稿、うまくやりたくて丁寧に粘っていたらいつもより時間かかる。
鶏ハムゆでて夕飯はにゅうめん、と思って仕込んでおいたが帰宅中の彼女から「マーラータン食べたい」と連絡あり、材料も買ってくるようなので、しまう。つくってくれたハナマサ火鍋の元に牛乳を加えてアレンジしたのはとても美味しい、本格的。店いらないと笑う。
水曜どうでしょうがヨーロッパ大陸制覇編に入って、高速道路を間違えまくる藤村D一向に笑う。でも昔はナビもなく地図だけで長距離移動、冷静にすごいな。夜中の2時ごろまでかかって原稿納品。急ぎ寝たいも、寒さでなかなか寝付けず
2024年11月25日(月)
7時過ぎ起床。昨日のマーラータンがもうきてる。お腹を襲う。トイレをはさむ時間が必要で大慌てに。プロテインと牛乳を飲んで出たかったけど諦め、予定より遅れてばたばたと出発。
歩いているとイヤホンの片側が切断したらしく音が出なくなる、不穏な朝のはじまりだ…。
朝からしっかりめの打ち合わせ。新規案件の打ち合わせやって(うまく進みそうな予感!)、労りご褒美に近場だった赤坂[金の亀]で生姜サウナ60分。ハーっ!ここのはスカッと発汗からのあまみバッチリ系で爽快だなー!フリー味噌汁サービスが激アツだった。沁みる。
移動して企画会議。さらに、そこからIさんの写真展を見に行く。人工物を撮るのっていいな。写真ならではの意味が出る、絵じゃなくて写真がよい理由というか、いまここ、今日、たまたまの塊。連作で5枚横並びに近くできるのも写真展ならではのよさ。額装が中心から少しずれているのも気持ちよくてすてき。
結局、僕のことを食わせてくれたのはBtoBであり、何かそれがよりよく見えるものにできないか、オラクルのビルのロゴに夕日と、きれいな構図が見えた、街中にあるロゴは、企業と街とのある意味での境界線であり、許されないとノイズになるギリギリのところで、それは人工物として撮るべき瞬間かもしれない、街中にあるロゴの見え方を考えるような写真たちが集まったら面白いかもしれない。GUCCIのロゴはポスターの真ん中にあった、その上下を切るように撮れたらどうだろうか、とか色々ぐるぐる。
気持ちが良くてビールおかわり。移動してインタビューの事前打ち合わせ。
さらに駒場東大前の菱田屋で忘年会。1日中くるっくると動いている日だな。
2024年11月26日(火)
オンライン取材やミーティングと、明日のインタビューに備えて資料を読んだりするなど。
2024年11月27日(水)
朝から吉祥寺でインタビュー。めちゃくちゃ緊張した。自分より確実に経験も知識も思慮も上の相手に何かを聞かないといけないのだ。並ぼうなんてもちろん思わないが、少なくとも「話していいか」と感じてもらうくらいでなくてはいけないわけで。
なんとか2時間乗り切り、すばらしいお話もたくさんいただけて、一息つく……どころか移動して、国立でまたインタビュー。
頭がフル回転でいっぱいだ…疲れた…イヤホンを耳に突っ込んで、スマホに線を繋がないまま爆音でradiko再生してすみません電車内で。疲れてる。
電車で吊り革を持たずに両足で立ち文庫をよむおじさま、きっと筋トレかな。
さらにここから大阪移動。明日の甘い暴力の和えのり。行きに東京駅のはせがわ酒店で、農口尚彦研究所の「冬酒」無濾過原酒五百万石2023が買えて、ひさしぶりにこの蔵の飲んだら、まーーーおいしくてたまらない。度数20度のしっかりボディにどっしりした旨み甘みがきて、でもキレは良くて。美味いのに驚くほど飲みやすい。やっぱりすごいわ…
新大阪つくまでに飲みきってしまった、わはは。
2024年11月28日(木)
ライブ前にお寿司屋さんでランチ。鯛の兜煮があって頼む。おいしい。身は若い人が食べて、ぼくはもうお頭くらいでちょうど良いな…とか思う。
なんばハッチへ。いつみてもなんばハッチの平成ロゴ感が微笑ましい。
甘い暴力のなんばHatch、スペロからの無修正はじまりでもう「最高では???」と思ってたら、あの曲も?この曲も?の気持ちでほくほく。そこにラブみの義ソロ&ツインギターでファーーー。『なみだの後』は東京や名古屋で重ねてきた言葉を曲に乗せてぶつけた感で泣けた。
楽しすぎたから彼女に「今日は何があっても喧嘩しないまま寝ようね」とお願いする。家にに帰っても楽しくてだらだらと5時くらいまで起きてた、今日が終わってほしくない…
2024年11月29日(金)
朝、頑張って起きる。仕事をこなして(原稿終わりきらず残念)、オンライン取材を挟んで、得意先の忘年会へ。恵比寿のお寿司屋さん!いくらを載せた茶碗蒸し、おいしかったなぁ。茶碗蒸しと冷たいいくらが共存できるんだ!と思ったけど、出来上がりの乗せるくらいなら問題ないらしい。なるほど。塩気がいいから、これしらすとかでもうまそう。
新宿でNくんのバーイベントへ。久しぶりに合う方もいて楽しい。オーナーさんに「店番やらないか話」をもらったのけど覚えていたらやるのかもしれない。
ライブ終わりの彼女と合流して、おなかぺこぺことのことでガストへ行く。赤ワインのボトルをぐいぐい飲んでしゃべった。
2024年11月30日(土)
飲みすぎたっぽい、頭とカラダが重い
粛々と仕事、重めかつ〆切間近の仕事があり、なかなかハードになってきた、明日の文学フリマ行けるのかなぁ。
気づいたら月末で請求書作業などもしなくちゃだ。え、今日で11月終わりか、もう残すところ1ヶ月かぁ。
1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。編集者・ライター。「生活技巧」発行者。