2024年7月1日(月)
イヤホンをJVCの重低音重視のドコドコベンベン鳴る有線のに変えたんだけど、V系楽しくなっちゃって移動中に首振りそう。
今日から名古屋。明日の取材の前乗り。すごく楽しみにしていた。もうサウナ入りまくってやろうと。ウェルビー栄を泊まりでとって、SaunaLab Nagoyaもはしごする。
そういえば新幹線で、本搾りプレミアムの夏限定缶、みつけたー!柑橘と甘夏、やさしい甘さにほろ苦さでうめー。後味の複雑みが素晴らしい。これ居酒屋で氷しっかり入れたグラスで「オリジナル甘夏サワーです」って提供されたら、さすがに気づける自信ない。うま。あと、初めて炭酸対応の水筒を買ってみたんだけど、すげーな。品川駅で移し替えた缶の角ハイボール、静岡すぎても冷たくシュワっと飲めるぞ。氷なしでこれは頼もしい…。
ゆるゆるとサウナと酒を楽しんでから、夜はフィッシュ&チップス自由研究で、名古屋・伏見[英吉利西屋本店]へ行ってみる。1974年創業の老舗パブ…雰囲気良いな…ってワクワクして頼んだら想像の3倍大きなのが出てきました。鱈を包む衣はぽってり厚め。大きな身でも崩れず食べれる…けど好き嫌いはあるかも(僕はうまい)。沖縄の天ぷらを思い出した。ただ、大きくて、しっかり油が胃で重い。
家庭菜園のミントを使う方法を知ろうと飲んでみたミントジュレップ、うまいなぁ。もちろん作る人の腕や手順はあるけども。
帰ってきて眠くて寝落ちたら、午前2時半くらいに起きる。どうやら面接後、彼女が秋葉原のおそらく馴染みの店に飲みにいったまま消息不明になる。いろいろ不穏なままに目が冴えて眠れなくなってしまう。うーん。
2024年7月2日(火)
眠れなくなり、結局は朝3時半から朝サウナに入る。ウェルビー栄、ありがとう。
サウナ内のテレビで関根力さんが子育て論を話していて、娘に「不和の輪のきっかけにならないようにしたい」といった話が良かった。家庭で不穏なことがあると、娘がそれを引きずって友人に伝わってしまう。そこから不和が広がるようにしたくなかった、という感じ。もちろん自分の娘にはそうだけれど、そこから先のことも考える。たしかになぁ。
名古屋[ウェルビー栄]で合計10セットくらい楽しんだけど本当に良かったな。外気浴は気持ちいいけど運に左右されるなか、室内の安定感の強さを再認識した。冷冷浴好きとしてはゆるめひろめ水ゾーンの心地よさもえぐい。ラップランドエリアも好き。いろいろ行ったからこそ再発見する良さがある。
サウナ2時間→ととのいながら爆睡2時間→おかわりサウナ1時間→朝ご飯もぐもぐ、とすごい良い朝ルーティンを実現。さらに30分くらい仮眠して眠気を取り、メインの取材へ。某工場で一日見学したりインタビューしたり。ふだん見られないところをたくさん見られて楽しかったけれど、なにげにずっと工場内を歩いていて(1万歩くらいいってそうだった)、暑さもあってくたくたに。
くたくたですが元気をもらおうと名古屋駅[味仙]でラーロージャンメンと小袋。甘辛で美味いぞジャンメン。僕はとろみのある麺類が好きなのだ。小袋はにんにく効いてて相変わらず最高だな。キリンラガーで流し込んで締める。
帰京して、メンタルの落ち込みもあったので、大井町[品川サウナ]へ初訪問。このスペースによくサウナーが好む要素を詰め込んだな、すごいな!って思った。メインのサ室も「え?!そんな人数入るの?!」って見た目から思えないゆとり。天井の傾斜見てロウリュの流れも意識されてそうでかっこいい。都市型店舗の素敵な形。よかった。
帰宅後、昨日の彼女とのあれこれを夜中まで話す。さすがに一日、いろいろあって限界でいつ眠ったかわからないまま寝た。
2024年7月3日(水)
彼女とは仲直りもでき、お互いに変えていこうとしていることも確認でき、雨降って地固まる的な展開にひとまずホッとする。
rajikoで『空気階段の踊り場』を聞いていたら「佐藤浩一と四文字違い、岡野陽一です」って挨拶が飛び込んできて、あまりのずるさとくだらなさに道端で笑ってしまった。僕なら何かな。五文字の有名人でギャップのあるもの……北大路欣也さんとか中村勘九郎とかかな。
庭で水やりをしていると、なすの花が咲いていた!わぁ!紫できれい…だけど、触ってみたらポロッと取れてしまった。調べてみると一番花といって心配するようなものではないよう(剪定の目安になるそうだけど)。花から花びらが落ちて実が育っていくみたいなので、これからは触りすぎないように気をつけましょう。
スーパーで買い物したらお会計が2000円ぴったり!びっくり!
寝る前に、晩酌しつつ彼女と『しかのこのこのここしたんたん』の最速放送をみる。かなりクセになる仕上がり。これは第2話からもたのしみ。Abema課金していてよかった。
2024年7月4日(木)
ミニトマトの苗がすっかりすくすく育って、支柱を越えそうになっている。さらに脇芽もぐんぐん伸びて支柱を足してみることに。実はまだついてないけど成長著しいのが楽しい。
『情熱大陸』の切手デザイナー回がとてもよかった。「手に置いた時に重さを感じるものがいいよね」という言葉が印象に残る。印刷技術も駆使していて、なかなかくすぐられる。
深夜、彼女が映画を観たくなったようで『オーシャンズ8』をかけたので、僕も一緒になって観ることにした。オーシャンズシリーズ大好きなんだよな。こういうどきどき展開や騙し系がいいんだろう。『コンフィデンスマンJP』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』とかね。
2024年7月5日(金)
朝、オンライン打ち合わせのギリギリに起きる。あぶなかった。
つつがなく終えたら庭の水やりに。ヤングコーンができてきてた!わぁ!できてきた、というか先端から何かにょきにょきと…おそらくここから花粉が出て、実がついていくほうに受粉して…という流れみたい。根がしっかり張っているのか土が乾燥気味だし、少し足りていないようにも見えるので足したほうがいいかも。植物を見るようになって発見ばかりだ。
昼前くらいに取材へ出る。危険な暑さ。国立駅に降りると、構内にツバメの巣が出来ているらしく、人が立ち入らないように囲いがしてあった。確かにかわいい。けど、日本人ってツバメにはやたらとやさしいよね、なんだか。
取材後、LINEしていると、暑すぎて彼女が「ぬるいサウナじゃん」と言うので、どうせなら熱いサウナの方がいいでしょ!という気持ちで吉祥寺[MONSTAR SAUNA]に行ってきた。今日も熱くてよかった。うっかりととのい、寝落ちた。さっぱり!
ふらっと入ったBOOKOFFでiPad airの第4世代を買った。すすきののお店のカメラを見やすくしたかったのと、簡単なドキュメント作業をしやすくしたいなぁ、という思いがあった。見た感じの相場より5千円以上なぜかお得だった。キズとかもなく綺麗だったし…。2世代型落ちになるのだけど、もっとiPadをガンガン使うようなら最新型をまた買えばいいしね。わーいわーい。
夜、先日の名古屋取材で行った写真のアタリが届く…が、とんでもなくよすぎて目がちかちかする(嬉しさで)。すごいなぁ。同じ現場にいたからこそ、こんなものが撮れていたんだ…!とびっくりする。選べねぇ。選べないよ。なんてむずかしい。
2024年7月6日(土)
昼過ぎに出かけて、渋谷のホワイトシネクイントでドキュメンタリー映画『氷の花火 山口小夜子』を観る。とってもよかった。生き方そのもの、存在そのものが、美へ繋がることを思い知る。写真家の下村一喜さんが「撮影に入るとあの目になる、山口小夜子を自らクリエイトしている」と言ったことを話していて、とても印象的だった。パンフレットも買って読む。良い。本当はポスターを買って飾りたい。いま一番ほしいものかもしれない。やはり現在は物もなく価格も高騰気味…古い雑誌を手に入れてコピーでもいい…資生堂さん販売して……
吉祥寺まで行って、昨日観ていた古着のことをやっぱり思い出し、今日もまだあったので買う。ブルーのサテンのスタジャン。かわいい、いつぞや買えなかったビームスとルルメリーのコラボスカジャンに思いを馳せつつ、でもこっちも相当にいい感じ。彼女に見せると好評だで「いいもの選ぶね〜」とお褒めいただくのでとても嬉しい気持ちになる。東京はとんでもない暑さなので着られるのは秋以降かな。そもそも秋、あるのかわからないけど。
深夜、彼女が見たいという『バチェロレッテ3』で晩酌。あーだこーだ、つい口に出してしまう。自分の性悪さみたいなものが奥底にちゃんとあるんだな、と再確認するなど。
2024年7月7日(日)
七夕。おそろしく暑い日だった。
朝、庭の水やりとしていると、ミニトマトが色付いてきた!色づきの変化は色彩の変化もあって、まぶしく映る。
彼女とつれたって都知事選の投票に行ってから(最近は体育館でも冷房設備があるんだな、よかった)、中華料理屋で食事。いつもの好きな町中華が込んでいたので、別の中華料理屋へ。ファミリー向けのカジュアル中華という感じ。仰々しく「達人ハイボールの認定店」的なことが酒販メーカーからのポスターと共に書かれていて、その一項目目が「ジョッキは冷やす」だったのだけど、出てきたジムビームハイボール、持ち手からすぐに冷えてないことがわかって「だめじゃん」になった。
ハイボールは、やっぱりちゃんとしたバーか、家で飲むほうがうまいよな……。牛ハラミ麻辣麺というまたも仰々しさのあるメニューを頼んだら、翡翠麺で、グツグツと石鍋で出てきて、ずいぶんと派手だった。麻辣の割には食べやすく、ファミリーで来るにはやっぱりいい感じなんだろうな。
さくっと9月の大阪行き(甘い暴力とキズの対バン)のための宿を押さえる。もはや、やりすぎて息をするように予約ができるようになっている。そもそもチケットはまだ当たっていないが、当たった想定で押さえておくのが一番いいのだ。当落期間とキャンセル期間も違うし。物事には「先にやっておいたほうがいいこと」と「やることによってリードタイムが稼げること」(この2つはほぼイコールな気もするけど)をうまく先に回していくことが大事だと、すっかりフリーランス稼業で学んだ気もする。
おそろしく暑い日だったのもあって、2日続けての吉祥寺[MONSTER SAUNA]へ。今夜も対戦ありがとうございました。
2024年7月8日(月)
朝から打ち合わせなど進めて、お昼からパーソナルヨガへ。今週は晩酌にワインを追加したりなどしたこともあってか、体重の減りはゆるやかになったけれど、ダイエットを初めてからならば順調に体脂肪も減っているので、先生にも褒められる。最新式のINBODYで測るのが毎回楽しみで仕方ない。この調子でいけるなら、ワインを基本として飲んでいけばいいのでは、という思惑が生まれて、帰りに買う。
この日もすごい暑さ。東京はコロナ禍以来の「不要不急」で外出控えて、と呼びかけたくなるくらいに太陽と暑さがやばい。いけるっしょレベルで出ると危険を感じるくらいで、日傘を忘れてきて出てきて本気で後悔した。
暑気払いの気持ちで、[スゴイサウナ赤坂店]初訪問。名前に偽り無しのスゴさ。設定60℃台とは思えぬ熱さと発汗。マグマスパ式サウナの実力やばい。温度は高くないはずなのに高湿度もあって汗も熱さも止まらない。そこからの水風呂もきれいで冷たさよりも心地よさを感じて抜けられない…スゴイ。久々に目が回った…。
夜は、スーパーのハイパーおつとめタイムに出会えて欲望のままにお刺身祭りを開催。彼女と『バチェロレッテ3』を進めながら、イケメンを鑑賞するという学びがたくさんある。
2024年7月9日(火)
昼のオンライン取材で、山口県の名物である「瓦そば」について色々教えてもらって、ものすごく興味が湧く。食べたことないなぁ。甘辛いあったかいつゆで、パリッとしつつももちっと感のある茶そばを食べる。たぶん絶対に好きな味だろうな。山口県で食べてみたい。
おつとめ品で買ったまぐろの骨周りのアラ肉を、オーブン焼きにしてみたらとてもうまい。これは毎日いける味。ダイエット的にもすぐれているであろうし、積極確保する食材が増えて嬉しい。
作業部屋が暑いけど、まあ昨日に比べればいけるっしょ、電気代もかかるし、と裸に扇風機で乗り切ろうとした。たしかに居られないことはないのだが、「頭がぼーっとして作業できない」という作業部屋の致命傷によりエアコンを発動。
夜、彼女と晩酌する。以前に鳥羽水族館へ行った時のお土産で買った「真珠漬」を開けてみる。ほたての貝柱の酒粕漬け。ねっとりこっくり。白ごはんも良いだろうし、日本酒だろなーこれは。これをこれで漬けようと思ったのはなぜ、と聞きたくなるアイテム。美味い。
2024年7月10日(水)
7時半にめざめる。ちょうど良いタイミングで、Xで友達がリポストしたEURO2024の速報映像が流れてきて、スペインのヤマルがとんでもない最年少ゴールをぶち込んでいた。これを見れただけでも早起きしたかいがあったな、と思えるほど。
友達は、リアルタイムで起きて中継を見ていたようで、寝起きでダイジェストを見るぼくとは、目にしたものは同じでも体験が異なる。
同じように「サッカーの試合を見た」と言葉にできそうだけどその内容は全く違う。たとえば、スマホをいじりながら見るのと、情報をシャットアウトして集中してサッカーを見る。得られる情報や思考が違う。最近はどうも並列的に何かをして3割ずつくらいの情報量になってしまう気がする。見るなら見る。その体験機会を8割以上にする。その方が結果的に良いことがありそうな気がしている。
ウォーキングしながらラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聞いて、Xがざわついている石丸vs古市の中継動画に対して、伊集院さんが「タイムラグがあるもの同士の話し方の技術」に焦点を当てているのはすごく勉強になった。問いかけから回答までの時間差を考え、質問を区切る、相手を待つ、といったこと。石丸さんの態度や受け答えに話が行きがちだけど、コミュニケーションってそこだけじゃないもんね。
2024年7月11日(木)
取材で自由が丘まで。自由が丘ザ・ガーデンがぶっ壊されていてショックを受ける。自由が丘とつくのに自由が丘にない、という状況になるのか。いろいろとふやふや考えながら、取材自体はほのぼのと。おいしいレシピと良い考えをお届け出来そう。
取材帰りに[オールドルーキーサウナ渋谷忠犬ハチ公口店]へ。やっぱりココは効くなぁ。高温3分からの高湿3〜4分というハシゴサウナ、そこからのキンとした水風呂。休憩時間がぼーっとして気持ちいい。休憩が長くなるので3セットもすると、あっという間に時間になる。もはやワープ施設である。
家に帰ると、またヤングコーンが鉢ごと倒れていた。いま、謎土の初期装備のプラで軽いやつだから重さに耐えられんのだな。一念発起して庭に穴を掘って植え替えた。ドーンとそびえる感じで面白い。すくすく育てよ。
夜、彼女と『バチェロレッテ3』を最後まで見る。これは確かにもやもやするエンディング。イケメンたちはイケメンであった。出演して残っているみんなは外部評価も上がってよかったんじゃないか、と思わないとちょっとやりきれない。難しいね。
彼女が「今回のバチェロレッテで敗れた男性がバチェラーに出たらモテそう」という「リサイクルバチェラー」制度を発案してたけど、めっちゃ面白そう。リサイクルバチェラーというフレーズがいい。
2024年7月12日(金)
夜、彼女と前々から気になっていたメキシコ料理店に行く。とてもおいしいし、本格的!よいタコスが食べれた。
最初からなんか「店員さんの距離感がちょっと変だな〜」と思ってたら、案の定、結構しゃべりだしたらガッツリしゃべってくるタイプで、それもまた個人店の面白さだよね、なんて乗っかっていたら、想像以上に話が転がって面白くなってしまい、いろいろ聞かせてもらう。
初対面の僕にする話とは思えない内容だったので、きっと店主さんはこの話を何度も「かけて」いるのであろうけど、それゆえか「すべらない話」かのように無駄もなくシャープでいい。シンプルに面白かったし、それどころか乾燥とうがらしの違いを実物を触らせてくれながら教えてくれたりと、単に愉快でおしゃべりな人なのかもしれない。
その後、移動して、こちらも彼女が見つけてくれたビールのタップルームでおいしいものを知り、楽しいままにカラオケにも行く。キズの『鬼』を初めて歌ってみたけど、どうやってもあの一番高いところが声にすらならない。頭の中に「鬼レンチャン」で失敗する自分が浮かぶ。
一つ発見は、彼女がハロプロに向きすぎている声質で良かった(個人的感想)。ハロプロに向いていそうな声ってある。
2024年7月13日(土)
大通り沿いを歩いていたら、ガチものの戦車が通り過ぎた。ほんとうに戦車で見間違いかと思った。通常の車より2周りくらい大きくて、迫力もすごかった。なんで一般道を移動してたんだろう。『最終兵器彼女』のことを少しだけ思い出した。
「究極の朝ご飯」的なコースが食べられる機会に誘ってもらって、恵比寿まで出向く。カウンターで、一つひとつの説明を聞きながら食べるごはんは楽しい。食べているものは、それこそ炊きたてご飯だったり、納豆だったり、一つは知っている味が多いものなのに、そのすべての旨味が濃い、はっきり、明瞭、深い、余韻が長い、などなど。感動のうまさ。ものが違う、とはこのことか……。
お腹いっぱいだけど脂物がないので重くなく、大人向けのコースでもあった。
夜は、ΛrlequiΩの男限定ライブで池袋ブラックホールへ。それほど詰まっていなかったので心置きなく暴れる。全力で動いてたらヘドバン終わりに足がブルブル震えてたので自分でびっくりしました。
2024年7月14日(日)
起きたら右腕が上がらない筋肉痛。たいへんだ、昨夜の拳ヘドバンで無理をしすぎたらしい。
庭のミニトマトの成長が止まらない。長い支柱を買ってきて立ててさらに結ぶ。全然芽が出なかったから諦めていたパクチー、種があまってそのへんの地面に撒いてあったほうから発芽していてびっくりした。やはり地面の環境ってのは大事なんだなぁ。こっちが育ってくれたらいいな、と願いながら、なんだか動かして元気がなくなるもの嫌なので、雑草を取りつつ見守ってみることに。
お昼につくった豚肉と茄子&ズッキーニの味噌炒め、仕上げに庭から大葉とミント積んで刻んでのせたんだけど、個人的には好きなトッピングだった!清涼感が濃い味に合う。
2024年7月15日(月)
なかなか濃い夢を見た。土器の博物館へ遊びに行くと、忘れ物市みたいなものが開かれていて、そこで元ももいろクローバーの有安杏果の写真集を買っていた。奥へ進むとプールみたいな施設で、水着に着替えようとすると手元にお金がなく、そばにいたアルピー平子にロッカーの金を借りる……というようなパッチワークみたいな夢で、とても楽しくはあった。
歩きながら神田伯山のラジオを聞いていると「年齢を重ねて感性が劣化するほどキャバクラは楽しくなる」というフレーズにぶつかり、一理ありそうだな、という思いも沸く。吉祥寺のモンスターサウナに入りながら、ぼんやりと年齢を重ねたことと感性の劣化、それへの抗いというものを色々と考えてみたりする。
ほこほことした体で思い出し、近所のモードオフがサマーセールだったことを思い、ハーフパンツやシャツを買って帰る。ハーフパンツ、いいなと思ったものが全然サイズが合わず(Lサイズって書いてあったのに…)履けなくてびっくりする。痩せたらいけるのかしら。
翌日に、自宅に取材(!)が来てくれることになり、家の片付けをばたばたと。全然終わらない。とりあえず仕事部屋がメインなので、そこまではなんとかする。
2024年7月16日(火)
午前中から自宅で取材陣が来てくれて、仕事部屋についてや僕の仕事についても、いろいろ聞いてくれる。良い機会だった。自分がいつも取材する側なので、新鮮だし学びもある。
取材後、元気がなかった多肉植物の植え替えをした。水と太陽浴びて、またぷりぷりっと元気になってくれたらいいな。カネノナルキという縁起物な名前だし…。
移動すると弱冷房車が、ほぼ「ゆる暖房車」みたいになっててすごい顔しちゃった。
夜、下北沢まで出かけて、フリーマガジンの発刊記念パーティ。このマガジン自体を手にとってみたかったので、それだけで良いところがあるが、制作の裏話や苦労もいろいろと聞けて非常に楽しかった。
以下個人的なメモ。
制作予算はCPAが見えてからの逆算でつくった。予算が決まっててオーダーがあったが、その予算内で返すよりもより良いものを作ろうという試みになった。デジマをやってたからこそわかるフィジカルマーケティングの効率性。ユーザに向き合った経験が財産に。自社のカルチャー浸透がすごいことを実感。カルチャーとマーケティングの掛け合わせ好例。などなど、ほとんど仕事モードになってしまって、制作のことをインタビューさせてもらったようで、色々と教えてくれた方には大感謝。
2024年7月17日(水)
おそらく酒鬱もあってか、心身がつらくなってしまい、やることもたくさん詰まってるのに何もできず、庭の眺めてぼんやり呼吸する生き物になってしまった。どんどん体調がよくない感じになるので、検温するとふつうに発熱していた。これも原因か……。
数年ぶりに履歴書と職務経歴書を送ったが、1週間近く音沙汰なかったのでどうなのかしらと思っていたら、ふつうにお祈りされて帰ってきた。現実と向き合おう。
庭からしそを積もうと手を伸ばしたら、かまきりがいた。この家の庭でかまきりなんて初めて見た。これも植物を育て始めた影響かしら。
しっかりたんぱく質をとって免疫復活させるために鶏むね肉を350g食べた。これくらいぺろっといけてしまう。
2024年7月18日(木)
彼女と連れたって出かけ、新宿御苑[うどん 萬田次郎]でおいしいうどんを食べ、韓国スイーツ的な[Cafe Dalcomhada]でかわいいスイーツ体験をしてから、夜は新宿BLAZEで甘い暴力のライブ。最初から最後まで休む暇なくセトリ、新曲も聞けて、咲ベース&義ボーカル(煽り)も大変楽しくよかったです。新曲のアマイドグマは隙すらなく世界に引き摺り込まれてくのが好きでした。
2024年7月19日(金)
鯖水煮缶を汁ごと使って液味噌あわせる「冷や汁もどき」を思いつき、試すと、うまい。はまりそう。野菜の「だし」を乗せてもいい。
夜20時から取材。教育領域がテーマで内容としても新鮮。自分の底の浅さみたいなことを突きつけられる時間でもあった。勉強しないと…
2024年7月20日(土)
「室温で1時間くらいで食べごろです」という冷凍枝豆、作業部屋に持ってきたら15分で食べれた。僕らは4倍速で生きている。
夜は、甘い暴力の新宿BLAZEの待ち時間で街頭モニターで宣伝を見て、面白そうでその場で予約をした、ミラノ座でやっていた演劇「ふくすけ2024」を彼女と観に行く。彼女も演劇見てみたかったというし、ちょうどよい機会。時間軸もどんどん並行して展開して、演劇ならではの面白さもたっぷりあって。松尾スズキ作で、笑いとダークさがたっぷりで、休憩込み3時間の体験だが時間の長さ感じず。
帰りに、[大阪王将]でたっぷりお腹いっぱい中華を食べて、元気をチャージする。彼女と食べるガッツリメシはいつも楽しい。でも、昔より食は細くなったのう。それで痩せないのかよ、という悲しさはあるんだけども。
2024年7月21日(日)◆
彼女が仕事を朝シフトに変えたので、朝6時過ぎにに起きる生活へ。僕も一緒に起きて見送りをして、涼しいうちに散歩でもと思いつつ、どうも乗り気になれずに今日は休んで、縁側でごろごろ。
途中だった山田芳裕『度胸星』を最後まで読む。最高に面白い。打ち切りだそうで残念だけれど、火星に人類が挑むときがまた来たりして、きっといつまでも参照されるであろう。ネットで感想など見てたら二次創作で続編ストーリーを書いていた人がいて、それもすごく完成度高くて、夢中で読んでしまった。
外は危険な暑さ。それにしても異常だ、異常だ、と毎年のように何か出ている気がする。
2024年7月22日(月)
パーソナルヨガの日。ちょっと動きをサボってしまっていたり、酒量がたくさん増えたりしていたので、体重は微減で着地はしているもののあまりかんばしくはない。食事はそれなり気をつけつつで、結果的には2週間で「現状維持」くらいの感じ。体重がやや増え、体脂肪が微減した。飲んだ割には、という感じはある。ただ、見た目がだいぶふっくら、というか、でっぷりしている。むくみが出やすいほうだとは思っているけど印象がだいぶ変わるんだなぁ、と。
シンプルに飲み過ぎな気もするので、「ワインを選んで節酒する」が現実的か。身体自体は元気なので、しっかりトレーニング方面であれこれしてもらう。
生のかつおが安かったので買って、今日はなめろうにする。白ワインに合う。あれ、またワイン飲んでる。
2024年7月23日(火)
夜中まで仕事していて、どうにか起きて、朝から長距離移動。新潟県の越後湯沢まで行く。来週はFUJI ROCKがあるこの場所、ところどころに歓迎ムードがあって、嵐の前の静けさといった感じ。むしろ被らなくてよかった。この地にすごい人が来るのかと思うと面白い。
取材は農家さんを2件。知らないことをたくさん教わって面白かった。家庭菜園で得た知識が単語レベルでわかったりして、人生、何がつながるのかわからないものだな、という思い。
帰りに、越後湯沢駅で「爆弾おにぎり」を買ったら、とっっっってもおいしくてうれしい。米の力よ……。1合あったそうだけど、日本酒と共にスイスイぺろり。ふきのとう味噌と焼き鯖にしたよ。強い。
それにしても、酒を飲むと記憶と感情の蓋がカパッと開いて、自分でも、「あ、そんなことあったんだね」と驚くことがよくある。別に考えてないわけじゃないんだよねと思いつつ、蓋を重くしているだけな気もする。こんなことしないのが一番いいんだろうけど。さっき取材した農家の人の顔を思い出す。「素直な野菜たちだけに向き合えたら良い人生なんだけどね」とおっしゃっていたけれど、そうかもしれない。
帰京してから、疲れもあったので、久しぶりにリニューアル後の[サウナセンター稲荷町]へ。残念ながら新しい6階サウナは工事中では入れずだったけど、外から見てもめちゃ素敵そうだった…!レギュラーサウナも板張りになってて熱の周りも心地よく、上手なロウリュもいただいて、めちゃ良かった。サクッと出るつもりがしっかり2時間過ぎてた。癒えた。
2024年7月24日(水)
午前中はオンラインミーティング、午後にはリアル取材、急いで帰ってきてまたオンラインミーティング。ばたばた。
夜は、彼女と出かけて、千鳥ヶ淵までとうろう流しを観に行く。思ったより人が多くてびっくりしつつ、いやぁ、きれいで静かで、よいものを見た。酒が進む。
ぶらぶらと歩いて、昔に勤めていた会社の前なんかも通ってもらいつつ、勝手にエモい思い出をあけたりして、結局は秋葉原まで歩いてきた。[THE R.C.ARMS 秋葉原店] でフィッシュ&チップスを食べたりしながらビールを飲む。揚げ衣が厚めでザクザク、白身魚の嫌な香りもなく美味しい…が、ちょっと油が古いせいか、何か油が違うのか、という印象はあって重たさはあった。ポーションのコンパクトな感じも値段感だと気になるかも。ビールが美味しいので良かった。
2024年7月25日(木)
午後、取材で横浜方面まで赴く。硬い内容の話ではあったけれど、理系ではない自分からすると何もかもが新鮮で面白い。世界を数理的に理解する、処理する、再現する。そういう世界観に喜びやわくわくを見出す。なんて面白いんだろう。
取材帰りに…新杉田[杉田家]に初訪問……めっっっっちゃうまい。スープとカエシのバランスもパンチも最高。優勝。「もっと何かこうなれば」みたいな想像の余地が僕には出てこなかった。強いて言えばキクラゲじゃなくてキャベツのトッピングにすればよかったな、くらい。はー。うまかった。
2024年7月26日(金)
朝7時から移動をはじめて、取材で千葉のちはら台まで行く。初めて行く、というより地図を見てもどこかピンとこない、というかうまく説明できない。千葉駅よりもうちょっと先のところ。ただ住宅は結構見て、いわゆるニュータウン的な存在なのかもしれない。仕事でもなければ一生一度も行かないところって山ほどあるんだろうな、と思う。
帰路、時間を縫って船橋で降りて[ジートピア]へ。めちゃよかった。やっぱりここの水風呂「船っ水」はすごい。めちゃ熱いサウナから、この水が柔らかくて、じわーっと冷えていく感じ、そしてゆったり休む時にオチる。高温3分→低温5分みたいに組み合わせるのも気持ちいい。
とある電話が入って、伏せ字にするが(自分用に)「Pの◯◯とA✕✕が付き合うことになって…」と個人的?仕事的?な人事情報が飛び込む。そんなこともあるのかー!という驚きがあったのでメモしてしまった。
夜は、定期的に(思い出したように、だから不定期に、か)我が家で開かれている気の置けない友達との飲み会&近況報告。みんなが楽しそうに何かを食べ、飲み、しゃべっているのをキッチンから見ている光景がたまらなく好き。みんなの手土産が面白くなったり、レベルが高くなったり、ぜんぜん変わっていなかったりするのも、なんというか愛おしい成長がある。
「いつか、こんな感じで文学賞の待ち会ができたらいいね」という話をして、なんとかそれまで頑張って借りたいな、と思った。
2024年7月27日(土)
今日から名古屋。お目当ては、甘い暴力のライブ。彼女と名古屋ELLへ。
新幹線に乗る前に、品川駅のエキュートで千駄木腰塚が入っているのを見つけ、狂喜乱舞する。ここのコンビーフや肉惣菜は絶品なのだ。しかも隣にヴィノスやまざきまである。最高か。肉惣菜セットとワインで乾杯。
名古屋、降り立ったら「肌が痛い!」と思うほどの暑さ…天気アプリ見たら38℃!数℃上がるだけでも体感全然違うんだなぁ。
甘い暴力 at 名古屋ELL、今日はなんか首の調子がよくてより楽しかった。パーソナルヨガで教えてもらったストレッチのおかげかもしれない…!それはさておき東京より聴かせるパートもあってちょうど良い感ある。快適に楽しめた名古屋でした。つかれた!きもちいい!
夜は[昔の矢場とん]で名古屋めしをあれこれつまみ(まっくろいおでんすごかったな)、そこからカラオケに繰り出した。Winkの淋しい熱帯魚、いまMV込みでドチャクソカッコいい…!映像も歌も合間のシンセも最高。今、好きになられる要素が詰まってる。
2024年7月28日(日)
名古屋滞在2日目。名古屋港水族館へ赴く。シャチのど迫力ショーもすごく楽しかった。マナティ、シロイルカ、ペンギンなどなど、名古屋港水族館の充実っぷりに驚く。僕は水族館へ行くことはあまりなかったけれど、彼女が好きで一緒に行くようになって、こんなに発見や安らぎや面白みのあるところなんだ、と嬉しい。
帰りは名古屋駅で、[風来坊]で手羽先などを食べてから、[チャオ]で初のあんかけスパゲッティも。なるほどー!あんかけスパは素晴らしい発明だ。炒め系のスパにソースを絡ませる方法としてのあんかけだったのか。めっちゃ美味い!
帰京すると、疲れがべったりと。しかしこの1週間、よく移動したものだ。移動疲れもそりゃある。
2024年7月29日(月)
暑い、朝のウォーキングも途中離脱で電車に乗る、いやはや。朝サウナを一発決めて出るとスカッとはしたが、この殺人温度だけはどうにもこうにもならないな。
オンラインミーティングをしてから、午後は取材で京橋。ぜんぜん別件のはずが知り合いが居合わせて面白かった。
2024年7月30日(火)
パリ五輪で、スケボーの堀米選手が逆転金メダル。たくさんぶっこ抜いてすごい。体操男子団体も8年ぶりに逆転金だし、パリすごいことになってる…毎朝のニュースでスキッと目が覚める。
発芽したパクチーを謎土から地面に植え替えをしたみた。どれくらい変化があるかな。
仕事疲れ&元気チャージとして昼間の1時にスーパー銭湯へ行く。それ自体はよかったのだけど、出てみるとゲリラ豪雨で帰れず雨宿りする時間が発生した。雨宿りなんてどれくらいぶりだろう。街が違って見える。
夜は彼女に誘われて浜田山までタコスを食べに行く。雨上がりの匂い。これも夏に嗅いだ匂いな気がする。アスファルトだけれど、これが東京のぼくのにおいだ、と。ただ、タコスはなんと定休日。うっかり!
2024年7月31日(水)
朝、ウォーキングでドンキ行く。たくさん連なっているツナ缶を買ってみる。ラベルがないものでなんだか備蓄用とか軍事用の香りがするのは僕はそれはそれで好き。帰ると郵便が届いて漫画など。アオアシの新刊読む。
Netflixで『地面師たち』を見始めたら面白すぎて止まらない。
仕事終わらず、夜中まで。ただ眠くなってしまい仮眠を挟んだり、気づけばソファで撃沈したりして、7月が終わっていった。
1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。編集者・ライター。「生活技巧」発行者。