2025年1月1日(水)
初夢、心配ごとが増幅して誇張されて大家さん(本物ではない謎の女性だった)に怒られたり、妻と目覚ましアラームのあり方について揉めたり、寝ている二人の間に大量の虫が飛来していることに慌てたりと、なんだかおめでたい感じは無く大変であった。
気を取り直してゆっくり二度寝して昼前に動き始める。
みんなの「あけおめ」に返事をして、洗濯をして、家事をして、原稿を進めて納品して、雀魂して、この日記を9月からまくっていたら夜。
仕事から帰った妻と、妻のご実家からいただいたおせちをつまんで飲む。キズ来夢の反撃が逹瑯さんで良かった。次は暁くんだ。ダメ人間らしいけど、それが出る前にわちゃわちゃ予想するのが楽しかった。無花果、来てほしかったな。
ここには毎日、日記を書いてきたけど、せっかく生成AIもあるし、そこから質問をもらって答えてみる、という勝手に私コーナーもいいのかなと思って試験的にやってみよう。
今日の質問です:
「最近読んだ本や記事の中で、あなたの編集・ライティングの視点を変えたものは何ですか?その作品のどんな要素があなたの考え方に影響を与えましたか?」
これは大平一枝さんの『こんなふうに、暮らしと人を書いてきた』の、ここだと思う。
自然に会話が展開する。来る道に何もなかったらないで、「スーパーはどこ行ってるんですか」と聞けばいいし、とにかく明るく話しかける。 限られた時間内に、深く濃く人生を掘り起こそうとするときの最大の敵は、相手の緊張やてらいだ。自分をこう見せたいというプライドや、こんなことを話したら恥ずかしい、 と 話したら笑われないかな、この辺で止めておこうと思われたら、原稿はうすっぺらなもの になる。文字は埋めることができても、絶対におもしろくならない。
こんなふうに、暮らしと人を書いてきた | 大平一枝 | p,21
インタビューや取材は特異な人にするものと思われるが、そうではない。自分と近しい人、あるいは自分が想像できる人に聞くこともすごく大事であって、その観点で大平さんのように市井の方にお話を聞き続ける方への敬意がある。ぼくはBtoBの仕事が多いので、社員インタビューということもあるが、彼らは優秀なのにいつもどこか「緊張やてらい」があるのも事実だ。文字は埋めることができる、というのもリアルだし、実は生成AIはこれがうまい。ただ、それをやってしまってはいけない、というのも思う。ちゃんと、人と人が話すからできること、生まれる会話、そこから得られるエッセンスを大事にしたい。
2025年1月2日(木)
深夜のローソンでレターパックライトを3つ買う。外国人の店員さんで、「レターパックライトを」とお願いしたら、「あれのやつ?」と、指差したのが棚に置かれたメルカリの封筒だった。「違いますよ」と言いつつ手を振ったら、店員さんは「赤いの?青いの?」と聞いてきた。僕の「青いの!」でたどり着いた。一個ずつの名称ではなくて、消去法でもいけるのか。なるほど、名前とか覚えるのだるいもんな。
アニメ『ブルーロック』のシーズン2をちまちま見てきて、むちゃくちゃな展開にスカッとしつつ楽しんでいる。最終話だと思ったらもう1話あって、凛の暴走モードみたいなところで入っていき、こりゃ面白いと思って取って楽しみにとっておくことにした。
昼前に起きてゆるゆると支度。妻と「2月にまたTheSaunaへ行けるかも」みたいな話になって嬉しい。そろそろTheSauna成分が足りなくなってきたのだ。
ぼくのほうに実家の集まりで、千葉県の勝浦へ。ここに我が家は別荘があり、もう長いことゆるゆると使ってきたのだけど、両親が今の家を引き払ってこっちに移住するらしい。都市で暮らしてきたのにずいぶん思い切ったなぁ。
東京湾アクアラインの渋滞にしっかりハマって、着いたらすっかり日は暮れていて、家族は先に飲み始めていた。うちの家族は全員が酒を飲むので、必然的に集まりがあると酒もいろんな種類が集まる。おいしいままに飲んでいたら、妻が「弟が酔った時とぼくとがそっくり」と言い始める。
弟は歳も離れているし、それほど一緒に飲んだ機会も少ないのに……なぜ???血筋??あり得なくない????
そして、母親の記憶力がすごいことにも驚いた。話題が「ザ・ノンフィクション」で見た話に及んだ時に、展開や細部をめちゃくちゃよく覚えている。こういう一つひとつの驚きが面白くて、また酒を飲んでしまう。飲み過ぎてしまうくらいに楽しみ、好物の母親の唐揚げもしっかり堪能させてくれ、大満足で寝る。
2025年1月3日(金)
二日酔い気味で起きる。妻も「飲みすぎた…」と具合が悪そう。弟夫婦は昼前に帰路についていたが、僕らはゆるゆると昼過ぎまで休む。その後、出発して、車でスパ施設へ寄る。
千葉・勝浦の[edén]に初訪問。バーン!と海に向かって開けたスパ&プールは、目にも体にも気持ちいい…!サウナは慣れてる人にはちょっと物足りないかもだけど、誰もが入りやすいだろうマイルドなやつ。海を感じながら安らげることとサウナの相性めちゃくちゃ良いな、と実感した。もう少しサウナが熱く、できればドアを開けたときに冷気が入らない設計だったら、もっと体験良くなりそうだったな。
実家から家具を引き取る話が進む。「90×160の高さ70」の机の大きさを自宅に合わせて調べないと。あと、実家に椅子の引取り日も連絡すること(メモ)。
[edén]と、すぐちかくのかつうら海中公園も楽しんで、帰路につく。なぜか、カーナビがとんでもないルートを案内し続けて、いつもと全く違うルートに誘われて大変な目に遭った。しかも帰りも渋滞。なかなか正月は帰りタイミングを意識しないといけませんね。よく考えれば帰宅ラッシュで当たり前だ。
2025年1月4日(土)
5時くらいに目が覚めて、なんだか眠れず、YouTubeを開くと「カミナリの記録映像」が面白い。『【VHS】初めて観たアダルトビデオを未来に残したい!』いい企画だ。新年早々のコレがなかなか往年の深夜バラエティ感があって好きだった。実は時事ネタもちゃんと活かして次回の前振りにもなってて優秀。
妻にくっついていると二度寝に成功して10時前に起きる。通知でAmazonのセールを知り、前から買おうと思っていたタニタの温湿度計などをポチる。
新宿に出て、Oくんから依頼された個人的なインタビューをする。自分のこれまでを振り返りたい、と、その壁打ち相手になる役割。Oくんの知らなかった幼少期や、そこからつながる変化などを聞けて面白い。彼が運転する車の中で、それから行きつけの中華街のお店[状元樓 横濱本店]でお昼を食べつつ、気づけば5時間経って解散。彼のこれからにつながる時間になったらいいな。
あと、状元樓おいしかったなー。しっかり家族みんなでおいしく食べれる良い中華って感じだった。「21:00からでも気軽に入れる、老舗の上海料理店」なんだ。そりゃ使い勝手いいねぇ。良いところ教えてもらった。
ただ、お昼に食べすぎて夜ご飯はスキップ。妻も調子が良くないそうで、夜はゆっくり過ごす。AmazonPrimeで『コメデュアル』を見る。千鳥の「おぬし」みたいな懐かしいネタもありつつ、芸人は芸人としてやっぱりネタが好きって言い切れる感じは見ていて羨ましいくらい眩しい。
さて、AIの質問コーナー。
今日の質問です:
「BtoBのインタビューで、緊張をほぐし本音を引き出すために、あなたが実践している具体的なテクニックは何ですか?特に上手くいった例を教えてください」この質問は、前回の回答で触れられたBtoB取材の課題に焦点を当て、実践的なノウハウを引き出すことを意図しています。あなたの経験から具体的な事例を共有していただければと思います。
BtoBのインタビューだと社員採用目的でキャリアについて聞いたり、ニッチな商材について掘り下げたりすることも多いと思うのですが、トーンを「経済誌っぽくしない」というのを気をつけていますね。要は、経済誌の記者さんって硬い「質問」をしっかりしていくから空気も硬いらしいんですが(あまり同席したことはないが)、僕はあくまで変化球的な役割だとも思っているので、テーマがどうあれ、ちょっと軽いトーンで話をしていくようにしています。
「こういうインタビューって受けたことあります?」「初めてですね」「ですよねー、ふつうは経験ないほうがほとんどなんで、同僚から質問受けるくらいの気持ちで、応えてくだされば大丈夫です!原稿は任せてください」なんて入りで初めて、概要を一旦振り返ってゴールを共有して、あとはBtoBを意識しすぎずに聞いていく……という流れが多いんじゃないかな、と思いました。
もちろんCxOクラスなど相手によってはもう少しカチッとしたトーンで行くことはありますが。
2025年1月5日(日)
寝る前に、手にとってページを巡り始めたらなんだか面白くて止まらなくなってしまい、2024年12月1日の「文学フリマ東京39」で買ってきた『文フリと批評』を読み終える。それぞれ思うことはあれど、コレに関しては今後、別のところで仕事にしてきたことが形になるので楽しみも増えた。
お昼頃から大阪に向けて新幹線で移動。甘い暴力の大阪ライブ。EXプランの日帰りにしたら、1000円引きチケットが付いてきた。1000円引きよりも、1000円チケットで好きなものをもらえる方がなんか嬉しい。
甘い暴力、梅田クラブクワトロで今年初めにお疲れ様でした。『本能』はじまりで頭パッカーン!となった気持ちで楽しく、締めが『宗教』で「今年もよろしくお願いします…」という初詣にふさわしいライブ。『おねロマ』もあって下手大歓喜タイムあり。次は東京も楽しみ。謹賀新年よろしくお願いします。
咲がMCで「365日の一日いちにちにやる気を分けて毎日続けていくことを選んだ」といったようなことを言っていた。何か突出して頑張ることよりも、継続して一定で取り組み続けることの難しさ。でも、そうやってまさにインタビューで出てきた言葉だけど、1日1ミリでも前進することでしか何かを形にできない、ということもきっとある。
今日の質問です:
「ネット上でよく見かける○○系というジャンル分けは、今後どのように変化していくと思いますか?例えば、「ジャーナリスティックな文体」「芸人系のキャッチーな見出し」など、ウェブコンテンツの作法は年々アップデートされていますが、今後はどんな表現スタイルが台頭してくると予想しますか?」
確かに以前より「ジャンル」感がなくなってきた、というか、あんまりメディアごとのジャンルみたいのが弱くなっているような気はする。SNSの延長線上というか、個人プレーというか……そうなると例であがっている「ジャーナリスティックな文体」や「芸人系のキャッチーな見出し」も個人のスタイルを指しているように思える。
なので、ジャンル分けよりは表現スタイルに絞って考えると、AI文字起こしと要約の精度が非常に上がってきているので、「Podcast(音声コンテンツ)からの記事化」は増えていくんだと思う。要約版を読んで本編を聞いたり、要約だけで何かを掴んだり。ビジネスには顕著だろうけど、このへんはすでにアメリカのメディアや企業でどんどこ取り組まれていたものだと思うので、日本にも遅れてやってきたね、になるかな。
個人的には詩や短歌が、そういう要約や意味性の縛りから開放してくれるものとして、また新鮮に感じられていき、歌詞のチカラが再評価されていって、強くなっていくような予感もするけど、どうかな。
2025年1月6日(月)
マンガワンで1日1話ずつ読んできた『ヒマチの嬢王』が、なぜか最後の方だけライフを使えば読み終われてしまったので、読み終える。なかなかえぐられる回もあったけど、現代版のこのタイミングだからこその漫画っていうのもアプリで読むものとしては相性がよかった。
毎朝の雀魂エアロバイク継続中。今日は絶好調で2連勝のデイリーダブルや。「白、中、東、純全帯么九、小三元、混一色」で倍満16000点は燃えた。
世の中的には仕事始めってところも多そうで、Xにもそんな投稿が。ぼくは昨日は新幹線移動しながら原稿もやっていたので、ぬるっとした年明けになった感。
今日はキズの日本武道館!行きで、発車間際のための電車に走ったけど間に合わず。同じように間に合っていない男性がいたんだけど、彼が直ぐにベンチに座ってコンビニの巻き寿司を食べ始めて驚いた。息が上がっている僕とは体力の違いを実感する。はあはあしながら巻き寿司は食えないな。
さて、キズ日本武道館。めちゃくちゃよかった。なんてカッコいいんだ。僕は2022年1月8日のLINE CUBE公演から来ているけど、掛け値なしに今日が一番だと思う。この3年間でもベストに好きだった。新曲『R/E/D』も「こう来るか!」で唸りつつ歌詞の強度熱い。『鬼』はもちろん個人的には『0』と『おしまい』がすごかった。何度も聴いて見てるのに全部が激アツだった!
演奏も歌声も全てが日本武道館という場で輝いた。最後まで拍手を止めることができなかった。カッコいいなぁ。きっかり3年か、見てきて良かった…!
「ロックに乗るんじゃねぇ!俺の生き様に乗れ!!」
「今日も生きて俺の歌を聴け!明日も、その先も生きて俺の歌を聴け!」
とか、出てくる言葉と姿形がもうみんなカッコよかった……スケールの大きさ、というよりは、何だろうな、難しいけど、でも正直これまでで一番「かっけーな!」と思った。
帰りに混雑を避けようと、市ヶ谷駅まで歩いてみたけど、想像の3倍くらい遠くてびっくり。途中のコンビニで酒を買いつつ、『hide word FILE』というhideにまつわる本を見かけて、何か今日という日の縁を感じて買ってみる。
2025年1月7日(火)
昨日買った『hide word FILE』を読む。hideの軌跡を知ったり、発言から見える純粋な音楽好きの一面が印象的。ヴィジュアル系はここから始まった、となれば、hideの精神性も一つの特徴といえるのかもしれない。
夕飯に、妻がロールキャベツをつくってくれる。おいしい!牛ひき肉が見つからなかったそうで豚ひき肉だったけれど、煮込みにビーフコンソメの素を使ったからか、物足りなさはなくてよかった。
『「マツコ、リアルする」ディレクターズカット版』をみる。たまたま見ていたら、千葉雄喜のチーム友達と友達になっていく回で、マツコが千葉の正直さを褒めるシーンで、hideと通じるものがある気がした。素直な言葉を使う、思ってもないことはしない、とか。
「正解を求めすぎるんのはテレビ病」というマツコの話も面白い。
今日の質問です:「デジタルコンテンツが増える中で、紙の本や雑誌でしか表現できない魅力とは何だと思いますか?また、それをデジタルで再現しようとする試みについて、どう考えますか?」
昔は雑誌とデジタルコンテンツは相似性があるのかと思っていたけれど、ここ最近は「読む」という体験は共通するところがあれど、実は別物なんじゃないかと感じている。つまり、紙の本や雑誌で表現されている魅力は、デジタルコンテンツでは表現できない(再現できない)と考えてもいいのではないかと。
そもそもスマホになって、読むリアルタイムが一方向にしか流れないことから、僕は現状のデジタルコンテンツに近いのは雑誌ではなくテレビである、と思っている。なので、参照すべきも、結果的に当たったりするのもテレビで、結果的に本や雑誌で培われたものは一部流用できても、体験として同じものを作るのは、あまり得策じゃないのではないかと思っています。
2025年1月8日(水)
寝坊するも、何とか雀魂エアロバイクを今朝も20分はできた。麻雀は東1局で全員が親に泣かされて一人飛んで終わる、という散々っぷりだったけど。
バタバタ支度して、缶瓶のゴミを出し、バタバタと打ち合わせをして、バタバタと取材に出発。
朝からずっと打ち合わせとインタビューが詰まった一日だったので、ご褒美サウナで赤坂見附[サウナ東京]で2時間4セット。セルフロウリュと昭和のとこ熱くなりました…?メインのところとの差がより出てすごく好き。アウフグースイベントからの冷冷浴で無事に「無」の時間いただきました
夜は、妻のリクエストで「大きな肉が食べたい…」というので、アメリカ牛の大きなのを買ってきてステーキにして食べた。両面1分ずつを2回繰り返して、ホイルで包んで4分休ませてから切った。いい感じ!よかったよかった。
2025年1月9日(木)
朝、アプリのマンガワンで『しすたれじすた』に出会う。岡田麿里✕アジロマコトは激アツだなーと思ったら、実に良い感じのトーンの作品。まだ6話くらいだけど今後楽しみ。
NewsPicksのWEEKLY OCHIAIで落合陽一✕東浩紀の回を、ゆっくりゆっくり見ている。「人は人にお金を払うことが好き」「人が出てくることの課金力が強くなりすぎている」という東浩紀さんの指摘が非常に的を射ていてハッとする。
仕事していると、妻から『グランメゾン・パリ』を観にいこうよ、と誘われて、調べると渋谷のTOHOシネマズで遅い時間にやっている。これなら間に合うね、とすぐにチケットをとって、見に行くことに。
ドラマシリーズから続きで見ていると、尾花の成長度合いもわかり、みんなに頭を下げるシーンがクライマックスだった。最後の受賞シーンはあっさりだったけど、多分その前がもうフィナーレで、プロローグみたいなものだったんだろう。コロナ禍の苦闘も味覚障害などもとりいれてよくできていた。
酒を飲んでいたら、どうも止まらなくなってしまい、空腹に負けて鮭を焼き、数日前の鰤の塩焼きも入れてチャーハンをこしらえ、すっかり食べてしまう。300gのご飯を温め、すこし食べたらお弁当用にしようと思っていたのに。ああ。
妻がこたつで寝ていたので、僕も反対側から足を突っ込んだら爆睡。
2025年1月10日(金)
朝から胸焼けがすごい。さすがに食べすぎてすぐ寝たせいだ。これに近いパターンで逆流性食道炎になったことがあるから、気をつけねば。胃薬飲んでどうこうなるものではないが、少しでもリカバリーしてほしくて贔屓にしてる富士薬品の胃薬を飲む。新富士胃腸薬プラス、めっちゃ信頼している。
なんとか起きだして今日も雀魂バイク。たいして勝てず。
ばたばたと支度してインタビューで神田へ。不動産業界の面白い話が聞けて勉強になった。終わったらご褒美的に、小川町の[長尾中華そば]でこく煮干しラーメン。う、うめー…!煮干しのガツンもあるのにとろけてスーッと通るようなスープ。もちもちの麺が合う。
その後、オンラインMTGの場所も確保したかったので、久しぶりに新宿[テルマー湯]へ。サウナの温度上がりました…?バキッとしたセッティングになってて、温泉や炭酸泉も挟みつつ、ホワホワしてたら椅子で寝落ちてしまってびっくり。テルマー湯って「テルマー湯の香り」がするんだけど、あれが好き。
あと、久しぶりに欲しいものできた。レプロナイザーのドライヤー。テルマー湯にあったけど…何かこう…なぜか知らんがめちゃくちゃ髪が綺麗にまとまるぞ…?なんだあれ…?
夜は、妻とZOMBIEのライブを見に、高田馬場CLUB PHASEへ。バグサミで見て現場も行ってみたかったから楽しかったー!あんなに動くの?!体力すごいね?!になったのでしたが、スカッと楽しめるひとときでした。
ライブ終わりで寄ったのは、高田馬場[あげ屋]。おいしかったなー。「焼立て栃尾揚げ」の文字に惹かれて入って、栃尾揚げもふわふわで軽く良かったけど、それ以外の肴もどれも美味しい。あん肝&まだち、生アジフライとか魚系がしっかりうまいの嬉しい!
2025年1月11日(土)
ZOMBIE疲れか、昼過ぎまで寝てしまう。起きて、まずは雀魂バイク。戦績振るわず、親に4連チャンとかされて泣く。
一日中どうも鬱っぽい、仕事うまく進まず。
晩ご飯は、ナポリタンと、砂肝のタンドリーチキン風。賞味期限切れのヨーグルトを使い切りたかったのでよかった。TVアニメ『メダリスト』1話見る。すばらしい出来。1話から泣ける展開と熱さでうっかり涙が出る。
2025年1月12日(日)
タニタの温湿度計を買ったら、部屋の室温が、わずか数度で感じ方がこんなに違うのかと面白い。それにしても家が寒い。起きたら8度しか無い。外気温よりは数度だけ温かい、けれど。
今朝も雀魂バイク。その前に、Tiktokをぼんやり見ながら漕ぐ。切り抜きで、昔に蛭子能収さんが賭け麻雀で捕まった時の会見で「ガサが入った時の役は何だったんですか」と聞いたリポーターがいて、すごい質問だな、と感じた。ちなみに答えは「ドラの西をポンしてた」で、質問もすごいがオチもついていてすごい。
ということで雀魂バイク。最初はラスト2牌の選択で親に振り込んでしうまうプレイングミスに泣く。ただ、次局で4位から国士無双を上がり、2位まで上がれてテンション上がる。四麻の国士無双が格別ね。
仕事をしているが、トレファクがセールしていて、少しぽちぽち。全集にまつわるnoteでとてもいいのを読む。そして、買っていなかった吉行淳之介の全集を思い切って買う。講談社と新潮社があって、講談社は生前の刊行、新潮社は死後の刊行で、おそらく何かしら内容も違うのでは、と結局調べたけれどわからないので両方を買った。今年は全集全部読み、一つ目標にしたいな。
夜は、鶏ひき肉と蕪の塩生姜あんかけと、おでんを食べつつ、『ウォレスとグルミット 仕返しなんてこわくない』を見る。面白かったなー。あとは、『バババンババンバンバンパイア』も1話を。実にばかばかしくていい感じです。
2025年1月13日(月)
今朝も雀魂エアロバイク。なかなか勝てないなかで、どうにか最後に「清一色ドラ7」とかいうチートみたいな勝ち方をして脳汁が出る。
キッチンで長年使っていたAndroidタブレットがお亡くなりに。一昨日から起動ロゴは出るものの立ち上がらず、工場出荷時のリセットも試すが99%から進まず、やむなく再度リセットかけたらもう反応しなくなってしまった。おつかれさまでした。
サッポロ一番の塩とんこつラーメン、という物珍さに惹かれて買ったけど、個人的には何かもう少し足りないなぁ、とあれこれ試しながら5袋食べ切った。5袋目でようやく「水を470mlに減らす。麺だけ器へ先に盛る。茹で汁に牛乳30mlを足して沸かす。火を止めて粉末スープを混ぜ込んで注ぐ」という一手間でクリーミーとんこつ感でよくなった。
よみうりランド[花景の湯]初訪問。都内のスパ銭知ってるランキングで言えば筆頭レベルによかった…!サ室は1つで下段から上段まで楽しみ方変えられるアツアツ、水風呂2種類でシングルもあって冷冷浴できて、ととのいスペースも充実。都内を眺める眺望温泉も開放的。
帰りに、妻のリクエストで、焼肉きんぐへ初めて訪問。すき焼き風のロースが素晴らしくておかわり。あとは「とろろご飯」が最高。焼き肉にはとろろご飯、という新定番の目覚めが素晴らしい。
2025年1月14日(火)
朝雀魂バイク、15分ほど。その後、今日は取材2件でしっかり内容もハードめで頭がぐるぐる。
取材終わりに赤坂見附[SPA:BLIC]でコワーキング&サウナ。サウナ水風呂おやすみの導線短くていいよね、ここ。ただ土地柄、マジで機密情報ダダ漏れの企業や案件のトークが勝手に聞こえてくるのが、僕は面白いけど心配コンプライアンス!!
夜ご飯はだいぶ遅くなってしまったので、松屋の持ち帰り。牛丼をセパレートで買ったら、何がびっくりって白飯が美味いことでした。なんと絶妙な塩梅。炊き立てというより、持ち帰るまでの冷気でほどよく締まったのか…?など変に勘ぐるほど米が美味かった気がする。
帰ったら、吉行淳之介全集の新潮社版届いていた。ドーン。全集の圧力はすごい。フィジカルの強み。
2025年1月15日(水)
今日も朝から雀魂バイク。それにしてもツキも無ければうまくもない。4位が2回でポイントをがっつり減らしてしまって悲しい。
吉行淳之介全集の講談社版も届く。これ、ぼくが前から持っていたやつと同じだったけど、手持ちのはなぜか8巻までしかない。なんで8巻のものなんて半端なものを買っていたのだろう。揃いで見ると迫力も違う。しかし全集で合計30冊ともなると圧力がある。
ただ、ざっと見た感じ、インタビューや対談の記事などは全て入っているわけではないので、全てを網羅しようとするとやっぱり集めるものはでてくるんだな、という感じ。本人が書いたもの、あるいは本人について書かれたものは、相当の量が確保できているけれど、当然に収められていないものもあるだろうから。全集ってすごい存在だ。作家として生きてきたことのハイライトが載るのだから。
MTGの隙間でお昼ごはん。備蓄していて賞味期限が切れたスーパーカップ鶏ガラ醤油ラーメン食べる。スーパーカップってもっとジャンクなイメージあったんだけど、なんだかずいぶんおいしくなったな。麺のツル感とか、結構すごい。久しく食べてないと進化している良い例かも。
夕方ごろから取材で三軒茶屋へ。ほんものの教育者って、すごい。小学校の校長先生も務められ、不登校児童などの教育にも携わっている方で、その人の温かみがあるけれど大人としてのクールさも両面あるところは、実践知で磨かれた賜物という感じ。「冷たく抱きしめて、熱く突き放せ」といったフレーズの強さも光る。原稿頑張ろう。
帰りには[オールドルーキーサウナ渋谷ハチ公口店]をサクッと。僕が毎日渋谷を通過するようだったら会員になってもいいんだろうけどな。
2025年1月16日(木)◆
今朝も雀魂バイク。1位と3位。3位のほうはもう少し染め手をバレずにやるようなことをしないと、やっぱ運頼みになりすぎるなー、上がれれば混一色ドラ3で逆転の手だったけど。一つひとつ実地で体感を取り戻していく。
無性にケンタッキーが食べたくなり、公式アプリからオーダーして受け取りに行く。なんて簡単なシステムなんでしょう。松屋のアプリもだけど、KFCもなかなか使いやすい。
日中はゆるゆると過ごしていく。ぼんやりと雀魂をやるが、全く成績が振るわず、1位はおろか2位も入れず、3位と4位を行ったり来たりでついにポイントが降格。がっくりする。大三元チャンスもつぶされて良いところほとんどなし。一度、下家から「ポン、ポン、ロン」というチートみたいな上がり方をしたのがハイライトか。
妻もSwitch用のワイヤレスのゲームコントローラーを買ってゆるゆるとスプラトゥーンなどやっていた。のんびりした時間が流れていて、よかった。
2025年1月17日(金)
雀魂バイク、不調続く。
仕事で川崎まで出ていく。ハンバーグとピーマンの肉詰めのおいしい作り方を学ぶ。理由が一つひとつわかると調理がしやすくなる、という意味でも、調理科学は学ぶほど確かに面白いな。
せっかく川崎まで出たので、夜に[レックスイン川崎]初訪問。良いカプホサウナでした!所々に古さは感じつつもサ室はデカいサウナストーブにしっかり熱く満ちていて、水風呂も15℃台、ととのい椅子は数多く露天もあり!大塚CIOやオリエンタル系の「程良さ」を思い出す。いいですねぇ。ここから飲みかラーメンに繰り出したい。
帰宅して、晩ごはんを作り、食べながら『ダマってられない女たち』というバラエティを見る。トランスジェンダーモデルの八神サラさんという方がすごかった。背中を見せる、覚悟をする、役割を引き受ける……愛を他者にも自分にも渡せる人であり、何より輝いて見えた。かっこよかったなぁ。
届いていた吉行淳之介の新潮社版の全集を開く。15巻目の初期作品や文学賞選評のほうから。選評は読む手段がないと思っていたので嬉しい。『雪』という初期作品がよかった。『葦』に発表したものは時代の流れか何か観念的だったり装飾的だったりするのも多いけど、この『雪』はその後に続く片鱗が確かに見える一作だったと思う。
1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。編集者・ライター。「生活技巧」発行者。