LAMP野尻湖のサウナで3倍ととのう3種の神器

サウナ

長野県にある「ゲストハウスLAMP野尻湖」といえば、サウナ好きがこぞって訪れている施設です。人気投票でも上位の常連で、春夏秋冬それぞれで楽しみが変わるのも魅力的。

たとえば、夏はサウナのあとに、そのまま野尻湖へダイブする湖水浴。冬は新雪をまとったり、氷点下レベルの水風呂を味わったり。薪サウナのやさしい熱で、じっくりと体をあたためると、すばらしい発汗と爽快感です。

いつでも快楽を約束してくれる、素晴らしきサウナの一つです。

※タイトル及び文中の「3倍ととのう」は個人の所感であり効果を約束するものではありません

そんなLAMPのサウナに魅せられ、昨夏に体験してから四季のペースで訪れ、昨秋、今冬と3シーズンを過ごしていくなかで、サウナ後のととのい時間の過ごし方に工夫をするようになってきました。

特に冬は自前のアイテムを持ち込むことで、より心地よくサウナ後の外気浴や休憩を楽しめるようになりました。冬に限らず、オールシーズンで使える予感です。

なお、サウナハットとポンチョは標準装備としています。

1:ボアサンダル/ダウンスリッポン

とくべつにおすすめしたいのは、足元のケアができるサンダル。内側が起毛素材になっているボアサンダルや、足を覆えるタイプのスリッポンを持参しましょう。

LAMPで借りられるサンダルは、いわゆる「便所サンダル」タイプなので、防寒性はまったくありません。サウナ室と湯船が離れた位置にあり、事前にじっくりあたためることも叶いません。

そのため、サウナ後は特にからだの末端から冷えやすいようにおもいます。この冷えが全身にまわると、外気浴中にととのいよりも寒さが勝ってしまうことが多く、難儀していました。

そこで、サンダルを持ち込んでみると、大当たり。

足先がほんのりあたたかく、冬でも寒さがかなりマシになります。撥水性のあるサンダルのほうが使い勝手はいいでしょう。まずはLAMPのサンダルでサウナと水風呂をこなし、よく水気を拭いてから、持ち込みサンダルに足を通すと良い感じです。

2:手袋

これも末端の冷え対策として、シンプルながら効果絶大です。そもそも冬なら、普段着として使っているかもしれませんから、それを流用しても荷物が減らせてよいでしょう。

最近はスマホ操作ができるタイプもありますから、ととのいながら、スマホを触りたい人でも安心です。防寒用のアウトドアグローブは具合がよさそうなのですが、あまりぴったりした素材やサイズだと、湿り気のある指先は通しにくいことも。

昔ながらの毛織なら、そのあたりは心配いらずに、さっとはめられます。濡れたら、サウナに入ると時に一緒に持ち込んで、からだのそばに置いておくと、すぐに乾きます。

指先がぽかぽかしていると気持ち良いですが、手指の乾燥防止にも、多少なりとも効くのではないかとおもっています。

3:大判バスタオル(レンタル)

大きめのバスタオルが一枚あると重宝です。

LAMPのサウナではお尻の下に敷く用のタオルを用意してくれてはいます。ただ、いわゆるバスタオルのサイズなのと、とても発汗の良いサウナなため、あっさりと水分を吸いきってびっしょりとしてしまうもの(ぼくは汗っかきなので、余計にすぐそうなります……)。

そこで、大判のバスタオルを何度か折ってお尻の下に敷くことで、汗のびっしょり感を緩和することができ、「お尻の下に敷く用のタオル」を汗や水気を拭く用途にすると、ぴったりです。

さらに、お尻の下に敷くということは、サウナの熱をタオルがまといますから、ととのい中にブラケット代わりに体にかけると、保温効果も発揮してくれます。

持ち込みも良いのですが、大判だと荷物になりますから、LAMPでの有料レンタルが気楽です。

3点セットがくれる、ふかいふかい、ととのい

LAMP野尻湖のサウナは本当に最高ですが、雪がしっかり残る屋外や、ひえっひえの水風呂など、「確かにありがたいのだけれど戦略も要るスポット」なのかもしれない、というのが何度か訪れたぼくの感想でした。

もちろん気楽に、わーっと、あるもので楽しむだけでも、十分にととのえます。野尻湖と一体化するような湖水浴も最高だし、体からの湯気ごしに星空を見つめるのもたまりません。

でも、やっぱり寒いときは寒いし、ととのいにくい時もある。他のお客さんの邪魔にならない程度のアイテムで工夫して、ゆっくりと休憩時間を心ゆくまで楽しんで、美味しいごはんを食べましょう。書いていたら、もう次の予約が待ち遠しいです。

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