2020年11月の日記

日記

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2020年11月23日〜24日(月・火)富士

何かを始めることよりも、やめることのほうが難しい。そんなの、付き合うよりも別れるほうが大変なんだって知っているはずなのに。GoToもやめちゃうのかしら。

晴天。前から約束して、GoToトラベルも予約していたので、この日はサウナ&ライター仲間のNくんとレンタカーを繰って一路、山梨へ向かう。

持っていったのは、FUJIFILM X-Pro3+Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 28mm F2

Nくんとは今年、THE SAUNAだなんだと一緒に旅立ちまくっているな。ありがてぇ。

目的は、ホテルマウント富士。サウナがリニューアルしてから、界隈では話題だった。

昼過ぎに出て、首都高の渋滞にがっかりしつつ、なんとかチェックイン最短の15時前には間に合った。途中、昼食に寄った[喜久屋食堂]の醤油ラーメンとミニカツ丼セット、美味。

醤油ラーメン、煮干しが効いていて、卓上のフライドガーリックやコショウもどっしり受け止める強いベース。カツ丼も甘めの味付けで進む。

角砂糖みたいな「出汁」があったらほしいね、という話をした。ぽとんとお湯に入れたら、美味しい出汁ができる。そのまま飲んでもいい。フリーズドライで、どうにかならないか。

置かれていたマンガ雑誌が、マガジン、サンデー、と来て、次が月刊マガジン。集英社に親でもヤられたんか、とツッコミが出るくらい、思想を感じる本棚だった。

ホテルマウント富士は、ぐぐっと小高い山の上にあるようで、山中湖が一望できる。すごく良い立地だった。

期待していたサウナも最高で、サウナ室は10人は入れそうな余裕に、30分ごとのオートロウリュ。水風呂は飲料可能な富士の天然水。外気浴スペースもしっかり。そして、ほどよい温度の単純温泉。ととのいすぎている。

夕食のとき、Nくんが「湘南乃風の純恋歌で、美味しいパスタ作ったお前が作ったパスタは何だったのか」という議題を上げ、ふたりして真剣に考える遊びをやった。歌詞から時系列を読み、内容を想像していく。

おそらくこの彼が「一目惚れ」というのは言葉の綾で、本当はすでに知っている人に「改めて惚れた」が正しいのではないか。なぜなら、他人の家でいきなりパスタに手を出すのは難しいはずだ。おそらく、この「大親友」の家には何度か来ており、勝手も知っている。

飲み会のシメあたりに「なにか食べたいな」でつくれるパスタで、美味しいと思えて、なおかつ手軽で良いもの。パチンコを打つ家庭ならツナ缶はあるかもしれない。バター醤油もかなり万能向けだし、この彼らの年齢的にも喜ばれそう。ツナバター醤油では…!?

みたいなことを、延々と、この文量の10倍くらい、しゃべりながら飲んだ。

翌日、朝6時半。サウナが良いホテルの滞在は、たいがいがやたら早起きになる。朝サウナを決めたいからだ。窓の外に、望遠のカメラを構えている人がいて、視線を追うと見事に富士山が見えた。

そりゃあ、マウント富士という名前をつけたくもなる。そして、この富士山が、外気浴をしていると真正面に見える。壮観だったし、美しくて、体の奥底にある日本人的DNAが叫んだ。先祖の血が喜んでいるかのような、妙な興奮があった。先祖、日本人かもわからないけれど。

ホテルマウント富士をチェックアウトして、相模原方面に下道で向かう。山超え。どきどきしながらカーブの連続をこなしていく。

着いたぞ!JNファミリー!一度行ってみたかった、全部入りのすごいサウナ施設。

滞在時間は数時間だったけれど、すっかりしっかり満喫。サウナ室は屈指の広々で、これはロウリュイベントなんかも楽しそう。3日くらい住みたい。

東京に戻ってきて、今度出る公開インタビューイベントのための番宣的音声番組に出演。

終えて、Nくんとスシローに行った。スシローは偶数でいくと、分けながら食べられ、最高に満喫できる。一人だと、どうしてもすぐお腹一杯になってしまう。分けながらだと、たくさんの種類を楽しめる。すばらしい。北海道フェア、最高。

スシローは、揚げ物が本当にうまい。フェアのザンギもよかったけれど、スシローといえば「かぼちゃの天ぷらだよね!」とNくんと盛り上がる。

Nくんから「オーパーツならぬオーフードを集めたい」というアイデアが出る。何でここに、こんな値段で、こんな美味しいものが!というのを収集するのだ。わかる。楽しい。

ふたりして、あれはオーフードだ、これもオーフードだと、語って盛り上がる。ただこういう話ができるのがいいし、2日間、蒸されて、しゃべって、食べてと、最高のGoToだった。


2020年11月22日(日)なんで怒るの

コンビニに、明らかに不満そうな「は?」が鳴った。店員さんは、まだ不慣れそうな海外の方だった。客の女性は、いらいらしながら「だから、袋いるって言ったじゃん」と語気を荒げた。

自分に向けられたものでなくても他人の怒りに触れると心がざわつくので、僕はこの事態が早く過ぎないかなぁ、と目を伏せた。すると、レジから「なんでそんな怒るのー」と聞こえてきた。

その、怒りをぶつけられた店員さんのか、もうひとりいたセンパイ店員さん(こちらの方も、海外の方だ)が言ったのかはわからなかった。けれど、僕は「うん!たしかに!」と心のなかで膝を打った。

なんでそんなに怒っているんだろう。たかだか数秒の違いしかなくて、相手が不慣れなことだってすぐわかることに、どうして彼女はそれほど気持ちを昂ぶらせなくてはならなかったのか。

怒られていた彼のような境遇に、僕らはこれからいくらでも当事者になる可能性はある。その時にきっと、彼女は「なんでそんなに怒るの」と思うんじゃないか。でも、そこできっと、自分が怒ったことは忘れてしまっているだろう。たぶんね。

コンビニを出ても、しばらく心がそわそわ。

SONY NEX-5T+Funleader Cap Lens 18mm F8

本名のドメインを取っていて、期限が切れてしまう連絡が来ていた。ちょっと悩んだけど更新することにした。いま、そのドメインは昔の仕事の記録があるだけで、他にちゃんと使いたい。

写真も含めたポートフォリオサイトを作りたいな、とぼんやり野望を抱いた。

インタビュー音源を、2000文字から3000文字くらいの原稿にまとめていくものを、5本つくって納品した。


2020年11月21日(土)比較

友人のI夫婦が秋葉原まで来てくれて、ランチを食べた。妻のYさんに僕の仕事の経理周りを手伝ってもらっているので、打ち合わせなども兼ねつつ。

「お肉食べたい」なリクエストで、じゃあ万世でも行きますか、と歩いて万世タワーのレストランへ。

そういえば明るい時間の万世タワーで食事するのって、何気に最後が思い出せないくらい前だなぁ。陽がよく入って室内は明るく、眺めも良い。すこんと抜けていて気分がいい。

ハンバーグとエビフライのセットに、解禁になったボジョレーヌーボーのロゼ、たしか「ジャパンプレミアム」とかいう名前で、渋みもなく飲みやすくて、ほのかに甘く、昼間の食事ですいすい飲むにはぴったりだったとおもう。

仕事の話はそうそうに済んで、身辺報告に。相手はいろいろライフステージが進んで、妊娠がわかったり、お家を買ったりと、この一年はガラッとした進展。すばらしいことだ。聞いているだけで嬉しくなってくる。すごいなぁ。

そのときは、前日の酒と、ボジョレーヌーボーがくるると身体にめぐっていたので、こっそりと一方で自分の身を案じたりして落ち込みそうになったりしたのだけど、今この日記を書いていて、勝手に自分が比べる理由のないものを比べて、自分を下に置いて悲しんでいただけだったな、と反省した。比較対象のベースも世の中的な空気だし、まじで空虚な問いである。

嬉しいなぁ、という感じる気持ちだけが大事であって、そこに自分を比較で持ち出す必要なんて全くないわけで(そもそもそれが善悪ではないし、それぞれが別の役割を何か社会にも与えている。簡単にいえば納税とかでもいいんだけど)、呪縛的な発想なので気をつけなくちゃ。

休肝日をつくるように勧められ、僕もそれには納得するしかないのだけど、長生きしたいかというと最近ちょっと怪しくて、なんだかスッとこのまま終わるなら、それはそれでいいような気がしなくもない。厭世観が強まってるのかしら。

でもきっと、「やだ!もっと生きたい!」と思ったときに取り返しがつかないのは、もったいなさすぎるので、厭世観があってもなるべく長く生きる準備はしておいてもいいんだろうな、とおもった。矛盾を抱えて生きるのは悪いことじゃない。どっちも真実なので。

コロナ感染者が増えている、というニュースにも、なんだか慣れてしまっているのか、秋葉原の人手は多いままのようだった。

FUJIFILM X-Pro3+エムユーケイカメラサービス 3Dプリントマウンター+HAWK’S FACTORY LM-FX+Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 35mm F2

散歩して、[果寮MATUTOMI]でジュースを飲んだ。僕は洋梨。うま。Iさんはホットジュースのいちごクリームを飲んでいた。美味しいらしい。たっぷりクリーム入り…気になる。

その後、仕事場でX-S10を買ってもらえるようにプレゼンしたり、LOVOTのこなつと遊んでもらったりして過ごす。夕方頃に分かれる。

そのまま、仕事場で一眠りして、夜から活動。日記を書いたり、原稿読みの仕事をしたりする。てっぺんを超えて帰宅。一昨日仕込んだかつおのたたきの昆布しょうゆ漬け、たまごキムチ納豆で日本酒。何かシメたくなって、サバの水煮缶、じゃがいも、たまねぎ、ねぎの切れ端、千切り生姜で味噌汁をこさえて飲む。手足の先まであったかく、よく眠れた。


2020年11月20日(金)習慣化ガジェット

進めたかった原稿が終わりきっていなかったので、仕事場で仮眠して、朝から取り掛かろう……と思ったら、ばっちり6時間半くらい寝る。Oura Ringのスコアもよかった。

Oura Ring、入眠時間と起床時間の記録が、かなり正確っぽくて嬉しい。自分が寝た時間なんてわからないから、こうやって記録されて「何時間でしたよ」と見せられると自己認識が捗る。

台車を借りて、閉店したシャッツキステへ向かう。大型家具のお譲り希望をしていたら、抽選で当たって、ありがたくキッチン脇のテーブルをいただけることになった。

シャッツキステではフリーマーケットが開かれていて、メイドさんが、ちゃんとメイド服をまとって接客や残務にあたっていた。最後までちゃんとしていて、すてきだった。

「お引き取りに関しては旅人さまにおまかせしております!」と、ドーン!と表明していただいたので、えっちらおっちら足を取り外そうと苦戦する。ネジ止め式だったので何とかなった。

固くて回らないところがあって、汗をかいていると、メイドさんがキッチンから使い捨てダスターを持ってきてくれて、「布越しだったら回りやすいでしょうか…?」と渡してくれる。指の食い込みが減ってすごく助かったし、この心遣いの積み重ねがシャッツキステを作っていたんだろうな、とじんわり感じ入る。

無事にばらせて、搬出完了。そして、最後の「いってらっしゃいませ」を聞いた。

SONY NEX-5T+Funleader Cap Lens 18mm F8

対面取材のために六本木へ。早めに出て、[天鳳]でラーメンの1・3・5とめしを食べる。やはり最高。家系ラーメン以外で、こんなに白飯に合うものはない!

時間が少し余っていたので、お散歩カメラで周囲を撮っていると、Funleader Cap Lens 18mmは足元を撮ると結構面白い絵になることがわかった。まだまだ扱いはわかりきっていないけど、発見があるほどに楽しい。

取材から戻って原稿仕事の続き。苦戦しつつもどうにか納品。

休憩がてら、FUJIFILM X-S10を手に、夜の散歩をする。Oura Ringを身につけるようになってから、活動量計で歩数などもわかるので、目に見える数値で出ると「もうちょっと歩いてみようかなぁ」という気にさせてくれる。

とにかく何の気なしに行動が続き、習慣化していくのがベストのはずなので、Oura Ringは習慣化ガジェットとして現時点では最高なんじゃないかと思っている。まだ数日だけど。

FUJIFILM X-S10 + Metabones
CY-FX Speed Booster ULTRA + CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4

飲んでいたハイボールの缶を被写体にすると、光の加減もわかって訓練になりそうなことに気づいた。ボケの見え方も、点光源の探し方にも役立つ。しばらく続けてみよう。

X-S10とPlanar 50mmの組み合わせ、クセになりそうでいい。

写真を撮って散歩していると、横断歩道をわたったときに、コンカフェの推しとすれ違う。今日は系列店で仕事をしていたらしく、そこから戻るところだった。せっかくなので、最後の1時間だけ入店して、ゆるふわと飲んでいくことにした。

今、目の前に頑張らないといけないこと…たとえば、学生なら課題といったようなものがあり、それについて苦心しているとのことだった。何か背中を押せないかなぁ、と考える。

「今までの経験からすると、日常すべてを頑張るのはなかなかできることではないけど、ここだけは頑張っておくといい!というタイミングだけ外さないでいれば、うまく進むことが多い」

…みたいなことを話した。あるいは「人生で、ここだ!と頑張れるタイミングって、そう何回もあるものでもなくて、たぶん今その目の前にあるやらないといけないことは、まさにタイミングの一つだと思う」とも。で、なぜ頑張るべきタイミングかを、知っている限りに伝えた。

僕はもうずっと後輩らしい後輩の存在がいないまま来ていて、自分の経験を話すことってそうそうないから、これが合っているのか間違っているのか、そもそもコンカフェでこういう話をすること自体がうざいのではないか、という後ろめたさはあるんだけど、何かできることがあるとするならば、聞いたり話したりすることくらいしかない。

こうやって老害化していくのかなぁ、と、アードベッグを舐めながら、今日も身の振りの難しさについて反省もする。もし、うまくいったら高いお酒を開けましょう、と自分の持ちうる飴だけを置いて帰る。

推しに教えてもらったカップヌードルの新味を食べる。超美味しかった。リピ確定です。


2020年11月19日(木)X-S10

午前11時スタートの仕事って、世の中一般的に見たら全く普通のことなんだけど、やっぱり定期的にちゃんと起きる習慣がないと、遅れてしまいそうでどきどきする。

でも、思えば中学や高校の時から、全く朝は得意じゃない遅刻魔だったし、定期的に朝に起きようとしていたときから、きっと変わらないのであるな。あきらめよう。気をつけよう。

ということで、11時に丸の内に推参する。丸の内は家から近いので安心感がまだ高い。あと人生2周くらいしないと入社すらできそうもない会社に入ってけるのすごいな。良い人だった。さらに、この日はZoom取材を2つ。

対面仕事が戻りつつあったけど、またコロナ感染者が増えてきていることを思うと、遠隔インタビューに戻っていくのかもしれないな。それが無難だろうし。

帰宅して、発売日だったので予約しておいたFUJIFILM X-S10を買いに行く。新しい道具が増えるのはバキバキにテンションが上がりますわね。あきばお〜でSanDiskのExtremeProも買う。帰ろうとしたら液晶保護フィルムを忘れてて、またビックカメラへ舞い戻る。

どうやらX-T30と同じ液晶らしく、パッケージの上に「X-S10対応」的なものがシールで貼られていた。機種が増えるたびにこの対応しないといけないの大変だなぁ。新しくパッケージングし直すよりは全然いいとしても。

ちょっと試し撮りする。手ブレ補正効きまくってテンション爆上がり。

FUJIFILM X-S10、軽い、持ちやすい、撮りやすい。低速シャッター恐れず使える。動画も撮れる。新品でポイント還元引いて12万。頼れる道具感がすごいある…。

やらねばならぬ原稿があって、ハイボール飲みつつちまちま進めてきたけど、なかなか乗らないというか、X-S10でもっと写真撮ってみたくなってしまって、いっそ諦めて外へ出る。やってみたかった一脚利用、深夜の秋葉原ならひとがいないし、安定するし、めっちゃよかった。

FUJIFILM X-S10 + CONTAX Carl Zeiss Sonnar 135mm F2.8

もうちょっと望遠でも楽しいかもだから、ちがうレンズも試してみよう。で、レンズ内手ブレ補正のないオールドレンズは、このX-S10の強い手ブレ補正がめちゃくちゃ恩恵あるなー。

たのしい。なんだか、何を撮っているかまだ自分でもわからないんだけど、楽しいことだけはわかる、という夜が続いている。


2020年11月18日(水)順当

仕事場の椅子で仮眠気分で寝たら、順当にOura Ringのスコアが悪くて笑った。

「昨日の夜に何があったんだよ!ちゃんと寝たのか!?」みたい問いかけが飛んでた。調子も6割程度ということは、まったくよろしくないのであろう。

寝た時間や起きた時間がわかるのがいい。7時前に起きて、遅れている原稿に手を付ける。朝ごはんは、買い置きのどん兵衛うどん。どんぎつねさんよ、舞い降りて。

DHCの「肝臓エキス+カルニチン」カプセルを飲み始めた。がんばれ肝臓。負けるな肝臓。

砂肝を銀皮も取らずに雑に切り、塩と味の素をふってシャワーでも浴び、浮き出た水分を取ってからごま油で焼く。これをもりもり食べるのが好きだ。焼き鳥の砂肝とも違う、なんというか、勢い感みたいなものがある。お安いですしね。

以前にお呼ばれした座談会の記事がアップされる。ありがとうございました。後編で、めっちゃしゃべっているところが採用されていて恐縮。

原稿を納品し、Zoomミーティングを一つして、Twitter用のミニアニメ脚本を書き……としていたら、すっかり夜。作業用気分でTVerで『マツコの知らない世界』『ロンドンハーツ』『テレビ千鳥』『激レアさんを連れてきた』などを流しつつ、聴講できていなかったGOのTHE CREATIVE ACADEMYの録画も観たりする。

コンカフェで教えてもらった映画『ハッピー・デス・デイ』も観る。仕掛けは使い古されたループものだけど、ふつうにドキドキして、スコーンと爽やかに楽しんでいた。

最後の方に「恋はデ・ジャブみたいじゃない?」って登場人物が言うメタ展開に笑う。物語推進エンジンは古典的でも味付けが現代的なら面白く見られるものだ。

さて、Oura Ring的には寝たほうがいいのかもしれないけど、それではまだまだ終えられない。

お酒と、スモークサーモンの切り落としを買ってきて、つまみながら手を動かす。日記の更新をして、Podcastの編集をして、と続けていくうちに日をまたいでいた。


2020年11月17日(火)お散歩カメラ

シャワーを浴びながらラジオ『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』を聞いていると、予防接種の特集をしていて(いったいどういう特集なんだと笑いつつ)、でもゲストの秋葉原SAVEクリニックの先生が、めちゃくちゃ有益なことを教えてくれた。

予防接種には、その病気にかかりにくくする効果だけでなく、患ったときに重症化を防ぐのも期待できるらしい。それ、実はとても大事な話では…!34年間知らずに生きてしまった!

今年はコロナウイルスと、インフルエンザウイルスと、そろってやってくるものだから、高熱が出た時の症状は見分けがつかない。そうすると医療機関がパンクしてしまう。これはいかんと予防接種を予約しようかと思ったら、まわりの病院は在庫切れ。

みんな備えているのね……と思っていたら、今年はワクチン製造も継続しているらしく、11月下旬からまた受けられそう。このあたり、啓蒙と供給のバランスが難しい。というか今年は、いっそしっかり公共的な扱いにして、誰も彼も打ってもらったほうがいいような気はするけどな。

中国のメーカーに注文していたキャップレンズ「Funleader Cap Lens 18mm F8」が届く。これでやりたかったのは、とっても軽いお散歩カメラ。そこで、7日にSくんとアキバめぐりをしているときに見た、SONYのNEXシリーズの薄さが記憶に残っていた。

そこから検討と検索を重ねて、たどりついたのが、SONY NEX-5T。現在のα6000シリーズの先祖にあたる。発売は2013年9月。

かなり前だけど、お散歩なので連写したりするわけでもない。FUJIFILM X-Pro1が十分使えることがわかっていたので、まったく気にならなかった。

カメラのナニワで12000円で買えた。ここに、Funleaderが135ドル。トータル3万円というところ。レンズを変えられて、軽く、お手軽なセットとしては、うまくいったら面白いはず。

X-Pro1と比べると、レンズ込みで本体と同じくらいしかない!だいたい4.5cm

軽く撮ってみると、最短撮影距離が80cmというのが、なかなか曲者。もうちょっと寄りたい気持ちも出るんだけど。

SONY NEX-5T+Funleader Cap Lens 18mm F8

画角広く、風景スナップ面白い!バシッと光が入ったときは解像感も高くてよいのではないかしら。

あと、Ouraringが届いた。今日からはじめるオーラリング生活。手がふくふくだな、僕。

夜は、大学時代からの友達のMさんと、湯島の[大衆食堂ゆしまホール]に行ってみる。「ネオ居酒屋って流行ってるだってさ」というMさんの言うように、店内には若い人もたくさん。上野あたりから流れてきているのかしら。

何を食べても結構おいしく、手頃なメニューも多くて、いい感じ。こぼれ麻婆豆腐みたいな映えな一品も押さえてる。使いやすそうなお店。

シメには中華そばがおすすめらしく、なんでもそもそもラーメン店で働いていた料理人がいるそう。もはやそっちが本職やないか、と思って頼むと、細麺の醤油がうまい。ちょっと洋風な香り付けを感じたのも面白い。きれいに〆。

SONY NEX-5T+Funleader Cap Lens 18mm F8

Mさんと別れて、時計を見ると22時すぎ。さくさく歩いて、さらっとコンカフェに寄って、23時の閉店前まで軽く飲んだ。

前回、「hazamaの展示会に行くんですよー」と言っていたキャストの方がいて、どこかで聞いたことあったなぁ、と思いつつ、その場では話が流れてしまい、あらためて調べると、バッチリ見たことあるブランドだった。

あやねるが着てスカートがふわーっとするやつ!

あれ、めちゃくちゃかわいいですよね、という話をして、hazamaが好きならきっとfoufouも気に入ると思って紹介したら、食いつきがよかった。彼女にふんわりスカートくるくるする日が、早く訪れますように。その話だけしたら大概満足して、サングリアやらを飲んで仕事場へ。

夜中、原稿進めて、2時ごろに仮眠のつもりでインフィニティチェアで寝る。睡眠計でもあるオーラリングが、どんな結果を出すのか楽しみ。


2020年11月16日(月)秋葉原で凪

昼頃に起きて、仕事場へ。新しく始まるアニメの宣伝テキストで、イントロダクションやキャラクター紹介文などを、原作を読んで参考にしながら書く。採用されますように。

夕方、ほっともっとの特のりタル弁当を食べて満ちていると(新味のツナマヨ塩昆布、最高)、Sさんから連絡が来て、共通の知り合いのTさんが、今日秋葉原で働いていて、店が暇らしいから飲みに行こうとお誘いをもらう。おお、いいじゃない。たしかに軽くでも飲みたい。

店に着くと、話とちがって大賑わい。なんだ、心配なかったじゃん、と思ったら、出てきた料理でその理由を知る。えっ、美味しい。しかもお値打ち。こりゃ行くよね…。

ビーフキッチンスタンド アパホテル秋葉原店]さんです。このままアパ泊したいわ。

FUJIFILM X-Pro3+Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 28mm F2

特に、牛ハツのレアステーキが最高に最高で、美味しくて4皿くらい食べた気がする。血の巡りと活力を感じる!

途中、Hさんと、Hさんの部下の男の子も混ざって、4人で飲んで話した。大きなジョッキのハイボールから、なみなみこぼれる赤ワインになって、気づけば深くまで。

何よりやばいのが、[ビーフキッチンスタンド アパホテル秋葉原店]では、あの「ラーメン凪」のラーメンが食べられるのだ。セントラルキッチン方式万歳!!!!!

味はたしかに、凪だった。店舗と違いもあるかもしれないけれども、味を想像して、よだれが出てきて、実際に答え合わせしても「凪じゃん!」と叫ぶくらいには、凪だった。

秋葉原に凪ができたらいいなーとずっと思っていたので、これは朗報すぎる。ありがとう。

駅までSさんをお見送りして、また仕事場へ。これだけやっちゃおう、と提出して戻ってきた原稿の修正に手を付ける。どうしてもうまく決まらない文章があって、悩んだけれど答えが出ず、一旦は編集者さんへ相談付きで送ることにした。帰宅し、夜明け前に寝る。


2020年11月15日(日)真夜中乙女戦争

昼から下北沢で仕事。撮影現場、一緒にさせてもらうだけでも勉強になることばかりだなぁ。その学びを原稿にもしっかり入れ込まなくちゃ。現場に早く着いたので、目に見えたものを撮る。

FUJIFILM X-Pro3+Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 28mm F2

黒いゴミ袋、久しぶりに見たな。色がふいにまとまっててよかった。赤い三角コーンのも、なんか色の配置が良い感じに思えるのと、巻きつけられたのがiPhone用のイヤフォンなのも、なんとなしに下北沢感があっていい。

全部終わって帰ると、すっかりおつかれ。ひとまずビール。基本的にいつ飲んだって美味しいのはわかってるけど、仕事が一段落したときのビールは美味しい。

あれこれやって、こちらも一段落したところで、本を読む。Fさんの『20代で得た知見』と『真夜中乙女戦争』。

コンカフェの推しに勧めてもらった本で、正直、よくあるツイッタラーのKADOKAWA本なんでしょうと高をくくっていたら大反省。装丁含め、めちゃくちゃよかった。特に装丁は、文芸本でしっかり遊びのある本はやっぱりすてき、と感動した。

真夜中乙女戦争』は小説で、たぶんFさんは僕が通ったように『ファウスト』の洗礼を受けていて、舞城王太郎や佐藤友哉、西尾維新あたりも好きなんじゃないか。そういう、僕にとってのある種の懐かしさもあったのだ。あとは、森見登美彦も。

35 たった一つの危険な質問
 現代で最も愛され、嫌われた流行語のひとつが「エモい」かもしれません。
「結局エモいってどらいら意味なの」と好奇心から人に訊ね続けたことがある。十代の子は「どこにでも転がっているように見えるがどこにも存在しないもの」と答えた。二十代の女性は「どちらかと言えば憂鬱な、元恋人に纏わるノスタルジー」と言った。三十代の友人は「生と死の混濁」と解釈してみせた。別の友人は「いきなり消えてしまったもの」と推知する。
 私の最近の解釈は「愛おしさとやるせなさの間で、青色に沈殿した記憶」です。
 訳が分からないが大切にしたいものを、昔の人はもののあはれというブラックボックスに放り込んで記憶することにしました。言葉は変われど、時代は変わりません。
 ところで右の質問は、回答者の極私的な恋愛の弱点を、いとも簡単に暴露させてしまう危険な質問だと思いませんか。

F『20代で得た知見』p,62

20代で得た知見』は、こんなふうにFさんが体験したり蒐集したりした知見が100を超えて収められている。話の一つひとつに、どこか上手いオチや驚きがつくのは、さすがのTwitter仕込みだと感じさせる。文章も好きだ。うーん。いい本を教えてもらった…。

僕ひとりで、今自分の関わる世界の中からでは、きっと出会えなかったであろう本だった。推しには感謝しきりである。

勢いづいて、カメラを手にして、そのまま夜の秋葉原をぶらぶらと撮影して散歩。

FUJIFILM X-Pro3+Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 28mm F2

今日で、シャッツキステが閉店となった。この頃は来店も整理券制になり、ぼくはまだ行けていない人にチャンスを譲るような気持ちで、最後の来訪の思い出だけ持っておくことにした。

推しが出勤しているを見たので、本の感想も伝えてみたかったし、また夜更けにコンカフェへ行く。

本のこと、身になること、身にならないこと、なんでもないこと、おすすめのマンガ、最近観た映画、身の上のこと、悩みや考えなどを話した。

「コーンフレークをそのまま食べるのにハマっている」という、これだけ見たら本当にしょうもないように思える会話も、僕はそれでハッとして「そもそも朝食にコーンフレークを最後に食べたのはいつだ?というか、手軽な朝食として何で今日まで忘れてたんだ」と気づけたりする。

コーンフロスティもいいし、チョコワとかチョコクリスピーが好きな子どもだった、とか。

本にしろ何にしろ、日常のなかで忘れてしまっていること、あるいは出会えないことを、すとーんと与えてくれる瞬間が多くて、そして使っていない頭をフル回転させるので、どうにも面白い。

おそらく、僕にとっては発見と出会いの期待値が高い場所なのだ。

出身が北海道で金木犀を知らず、初めて香りをかいだときに「桃の香りの芳香剤のをひっくり返したような匂いだ」と思ったという話なんて、思わずメモするくらい、すてきだ。とてもでないけれど思いつかないが、誰かになりきって書く時、その香りの描写も当人にとって新鮮でなくてはならないし、「金木犀みたいな香りだ」と書くことの弱さを思い知りもするのだった。

言葉を重ねても、どうやら目の前の彼女にはしっかり届けなかったとき、自分がこの歳まで生きてきたくせに、という無力さを味わうし、だからこそ学ばなければいけないという切迫感が芽生える。

あと単純に可愛い子と話しながら飲む酒はうまい。

朝、コーンフレークを買って帰る。つまみぐいしたら、めっぽう美味しかった。


2020年11月14日(土)強化月間

夜中、ご褒美にビールを飲むためにコンビニへ出たついでに、カメラを下げて散歩した。秋葉原の夜はオレンジの街灯が多くて、目に優しい感じがする。

ネオンもないし、過度な照明もないので、真夜中に歩いていると、気持ちが落ち着く。

カメラはFUJIFILM X-Pro3に、Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 28mm F2。スナップだとこれくらいの画角、しっくり来る。

夜中の天下一品、ぜったい美味しいけど、迷っちゃうよね。わかる。もう美味しそうだ。

ふらふらしていたら、また、ふらふらと初見のコンカフェへ吸い込まれて、軽く飲んできた。天井が低くて、そのぶん、妙な密度を感じる店ではあった。

量産型女子と地雷型女子の話が盛り上がっていて、「エブリンを着ているのは量産、アンクルージュなら地雷」というブランド担当者が聞いたら泣きそうなフレーズが飛び出していた。でも、それだけそう思わせるほどの認知と魅力があるともいえるかもしれない。不名誉な名誉だ。

横並びのカウンター席にいた男性の前にシャンパンが抜かれていて、あぁ、楽しく先に飲んでいたんだなぁと思っていたら、僕がX-Pro3を手にしていたので話になった。多くは語れないが、つまり、このカメラを手にしていたら、嬉しくなる職種の人だったわけだ。

チェキ文化の消費量なら「コンカフェ、アイドル、V系は外せない」という話になり、特定業種に愛されるアイテムってもはや業務用パックを作ったほうがいいのではと感じる。そのときには、たとえば「チェキの白枠を太くするのはどうか」というアイデアを出す。

この消費量が多いところでは、チェキにポスカでメッセージを入れてくれるところが多く、みんなすごい工夫をしてくれるのだけど、白枠は早々に使い切って、写真にまで文字が及ぶ。

それはそれで勢いがあっていい。でも、白枠がもう少し大きければ、また新しい工夫が生まれたりするんじゃないかしら、なんて。コンカフェでチェキが使われ、その使われた分だけ働く人のお給料が出て、そしてお給料コンカフェで使われる。秋葉原経済サイクル見たり。

1時間ちょっと楽しんで帰り、なんだかぼんやりと話足りない気持ちもあって、何度か行ったことのある別のコンカフェへ行ってみる。もう今月は強化月間と決めているので、勢いを大事にしてみよう。

ところかわれば人も変わって、人も変われば話も変わるので、また面白い。案内されたカウンター席が、立ち働く人たちが全部見える席だったので、それを見ているだけでも間が持つ。

ふわーっとした雑談から、コンカフェのお仕事事情とか、お店を移る事情とか、踏み入ったお話も聞かせてもらって、気分よく帰る。

なんというかコロナ禍のせいもあるけど、会話と体験から得られる情報量って、やっぱエグい。

昼頃起きて、明日の仕事のための買い物とかをしつつ、ぐるぐると秋葉原を歩く。歩き疲れた。

FUJIFILM X-Pro3+Schneider-Kreuznach Arriflex-Cine-Xenon 28mm F2

天気がよかったせいか、今日は秋葉原も人が多かったようだ。コロナ、また増えてきているのが心配だけど、この街も、ざわざわし始めるんだろうか。

Cine-Xenon 28mm、四隅のいい感じのケラレが、ほんとクラシックネガのシュミレーションとも合って、すごく好きだ。しばらく、街歩きはこのセッティングでいってみよう。


2020年11月13日(金)サイジング

ずっと木曜日だと思っていたら金曜日だった。1週間という単位がGoogleカレンダーでしか把握できていないせいじゃないか。色がない日はお休み。そうじゃない日は仕事。

Oura Ringのサイジングキットが届いたので、左手に2つはめてみて、感触を確かめる。薬指か中指が塩梅が良さそう。迷った結果、薬指にぴったり、中指にはぎりぎりのサイズ11にする。

基本は薬指につけて、万が一、指が痩せたら中指に移行しようとおもった。サイズ12にすると、これも万が一、指が痩せるとはめられるところがなくなってしまう。自分に期待するのは得意だけど、たいがい期待するだけで終わる。

昨晩はハイボールを飲みながら一つ仕事を進めて、仕事場で軽く寝て、そのまま残りの仕事。昼前に切り上げて帰宅して支度、そのままインタビューへ。現場とZoom。

現場取材が、とあるプロダクトのショップで、すてきなので買ってしまう。雪駄とスニーカーをあわせたようなフットウェア。ルナサンダル含めて、すっかりもう来年くらいまでは足元周りで悩むことはなさそうだ。これから冬だけど。

さらに移動して、明後日の撮影&取材仕事で使うための商品ピックアップ。

はーーーー。移動と移動の切れ目がなかったせいか、仕事場に戻ってきたら、どっと疲れて一眠りする。覚醒めたら元気。ファミマで、ファミチキのり塩味とビールを買って摂取。

写真のレタッチ、文字起こし依頼、税金関係の書類作成などを片付ける。書類がつくれると、自分を褒めてあげたくなる。えらい。えっへん。ご褒美にビールもうちょっと飲もうかな。


2020年11月12日(木)低空飛行

目覚めから、メンタルがひどい。つらい、ひどい、つらい…というループ…。とりあえずサウナに入り直して、二度寝したけれど、あまり変わらず。

FUJIFILM X-Pro2+XF35mm F1.4

重い気持ちで、ひとまずは美味しくご飯を食べよう、と秋葉原の[AIMS]でチキンとキーマの相盛りを、大盛りで。もりもり。うまい。うまい。

少しだけ気が上向いたけれど、またずるずると暗い底にひきずられて、一旦家に帰る。買っていたマンガを読みながら横になる。

萩原あさ美さんの『娘の友達』6巻、高浜寛さんの『扇島歳時記』1巻、おおのこうすけさんの『極主夫道』6巻、横山旬さんの『午後9時15分の演劇論』1巻。

気持ちはまだ駄目だったけど、郵便局からの不在票をクリアしないと、そしてせっかくだし散歩でもしようと、歩いてちょっと遠くの郵便局まで行く。

歩いているときは、自分の不調とかをあまり感じなくていい、と気づいた。これは良い対処法かもしれない。

仕事の連絡などをごりごりとしながら、郵便局で荷物受け取りと、郵便少々。夕ご飯は、ファミチキと、おにぎりの豪華なやつ。「熟成さば」が美味しかった。レモンサワーと、ビールと。

ここ数日、いろいろ届いたもので、お気に入りレンズを使える環境が整った!うれしい。

HAWK’S FACTORYのヘリコイド付きアダプターすごい。通常だと、ここが限界の寄り。

それが、アダプターのヘリコイドを併用すると、ぐーっといける。

体感的には別のレンズみたいだ。人物ポートレートなんかでも威力発揮してくれそう。

明日の午前中までに、しなくちゃいけないことがあって。夜中になって、すこしずつ手を動かせるようになってきた。ハイボールを飲んでいる。


2020年11月11日(水)ワンタッチエクステ

最近、悪夢がキツい。しかも、好きな人や、憧れている人から罵られたりするので、寝起きのときの気分が最悪なのだ。そのせいで、たぶん唸っていて、よく眠れてもいない…。

なぜか、江國香織さんにめちゃくちゃ怒られる夢を見た。どういうことなの。

重い気持ちをひきずりながら、昼からまた、すこし心配だったZoom取材。なんとかなってよかった。いつもいつも、うまく話せるだろうか、という思いが沸くんだけど、そういうことを考える時って、だいたい良くない結果に終わる。

うまく話せるだろうか、という時点で、だいたい会話にならないせいだと思う。それよりは、お話しよう、と思うだけでいいんだろう。とにかく良いことを言おうとしないようにする。そんな大したことはできないんだから。

FUJIFILM X-Pro2+XF35mm F1.4

久しぶりに[モーゼスさんのケバブ]でケバブライス肉増し、ヨーグルト+チリソース。ほんとうに、もはやカレーの感じなんだよな。あー、うまーい。頭のネジが外れるうまさだ。

原稿チェックなど進めて、夜19時。昨日、約束していた、コンカフェに行くことにする。こういう約束は、まともに守ったほうが面白い(し、行けるから約束したわけだし)。

思いのほか、女の子が喜んでくれたようでよかった。自分も新店開拓ができたし、そこがビールが飲み放題で、しかも黒ビールまで含まれているので最高でした。しかも、ガッツリ設定のかかった場所で、初めて「一緒に魔法をかけましょう!」ってのもやって、照れながら楽しい。

何人か、接客してもらうなかで、髪のワンポイントカラーがすてきな人に「すてきですねぇ」と話したら、エクステなんだと教えてくれた。「ワンタッチエクステ」というのがAmazonでも買えて、ヘアピンで止めるようなだけの簡単に使える。あとは地毛に合わせて切りそろえる。

へーーー。と思って、メモした。こんな知識、自分で絶対調べることもなかろう。楽しい。

あとは「コンカフェで働く前から、女の子が可愛くてTwitterで見ていて、自分も働き始めた」という話も興味深くて。つまり、アイドルに憧れてアイドルになるような格好で、その流れがコンカフェにも起きているわけだ。なるほどなぁ。

コンカフェで働いている子が、別のコンカフェへ飲みに行くことも多いらしい。ここは男たちの思惑だけじゃなくて、女の子の可愛いと好きが漂う場所なんだと想像すると、ちょっと愛らしい気持ちになった。まぁ、全部は全部、そうではないにしても。

なんとなく、コンカフェに対する向き合い方というか、気持ちの持ち方が変わってきている。

1時間ほどでビール4杯も飲んで、いろいろ学んで脳が歓び、移動する。

この日は、鶯谷。「サウナに泊まるメンバー」こと「サ泊」の会。サウナセンターへ。

FUJIFILM X-Pro2+XF35mm F1.4

入谷の[鳥昭]さん、美味しかった。美味しくて、まず一口、せかせか食べちゃうから、食べかけの写真ばっかりだった。

サウナセンターで、サウナを味わい、もう少し酒を飲み、そういえば来る前にビール4杯も飲んでいたことを忘れて、そこそこの量を飲んで、沈没する。


2020年11月10日(火)羊うまい

寝起き、赤坂アカさん+横槍メンゴさん『推しの子』を読む。なんだこれ。なんだこれ!

設定はかなりぶっ飛んでるんだけど、2巻から先の展開がちょっと背筋がぞくぞくしていくんじゃないかという予感があって、こわい。

朝イチから、2月に発行した請求書の支払いで金額の違いを、経理をお願いしている方から指摘されて問い合わせる。こちらの請求と、相手の支払いがずれている、と。うーむ。

請求書と振込は一覧表にしているんだけど、これちゃんと予定通りに金額かどうかを書くようにしないとだめだなー。ブラッシュアップしよう。

ずれていた支払先には問い合わせ。早々にお返事。交通費の扱いにずれがあったようで、昔の領収書ボックスをひっくりかえして、無事に必要なものを発見。郵送しなくては。

何かこう、郵送はもう少し簡単になってほしいけど、今でも十分、簡単なんだろうけども…。

対面取材ひとつこなし、夜は約束していたHさんとの飲み。秋葉原方面に来てくださるってことで、御徒町までお願いして[羊香味坊]へ行った。

FUJIFILM X-Pro2+XF35mm F1.4

ごはん食べにいったときの写真は、AFでさっと撮って、さっと食べるに限る…。僕が結構、あたたかいものは、あたたかいまま食べる、みたいなところに妙なこだわりがあるせいもある。

羊肉のクミン炒め、羊肉の腸詰め、羊レバーの冷製……いいですね、ここの羊は。うまい。

Hさんはサブカルにしっかり浸かった人なので、知らない本やマンガの話もいろいろ教えてもらえてうれしい。『現代マンガ選集』という優れたシリーズを教えてもらい、早速2冊買う。

話の流れで、Hさんがメイドバーないしコンカフェに興味を示したので、まだ最後のワンサイクルが間に合いそうだったので、行ってみることに。何度か行ったことあるところにした。紹介しやすいイメージもあったし、なかなか楽しんでもらえたようで、よかった。

「明日、別の店舗に留学みたいに行くんですけど、私のせいでお席ばっかりだったらと思うと不安で…」と眼の前の子がしょんぼりしていて、その場の勢いもあって「じゃあ少しだけ行く!」と約束して帰る。

なお、お席、というのは「空席が多い状態」を指す言葉です。

数日前に買ったアラジンの足元ヒーター。うっかり消し忘れてしまうこと多々。何かが燃えるとか焦げるとかはないんだけど、電気代がもったいない…。

忘れないようにする方法を考えないと。ドアに、何か貼ろうかな。


2020年11月9日(月)1日2件まで

はっ!と目覚めると朝。まぁ、そこそこ飲んではいたので睡眠の質が悪く、ぼんやりと始まる。

今日はインタビュー続きの一日。14時半から岐阜の方へZoomで、移動して15時から17時まで対面で、さらに17時半から兵庫の方へZoomで。便利な時代であるなぁ、と実感する。

Zoomは、対面場所のすぐそばのカフェで、そのカフェの無料Wi-Fiを借りて実施。まったく問題なく行える。うーむ、コーヒーも美味しいし、たまにはこういうのも悪くない。

コンカフェでの会話リハビリが効いたのか、睡眠の質がいまいちだった割には、頭がよく回っていたような気がする。とはいえ、3件はさすがに疲れる。個人的には、1日2件までが、やっぱり無難だなーとおもう。できないことはないけれど、脳の酸素が切れる感じが早くなる……。

引きずりながら仕事場で、Podcastの更新作業。

無事に終えて、ホッと一息。ファミマで買った黒豚まんと、ファミチキのり塩味、缶ビールの夕食。仕事はあるが、無理せず帰って、CBDワックスを吸って横になる。瞬殺で寝る。


2020年11月8日(日)世間ずれ

数日前に、大森に行ったときに食べた定食屋で、帰りがけに大将が「いってらっしゃい!」と言ってくれたのが嬉しかった、とメモしてあった。

一人で仕事をしていると、ただいま、も、おかえり、も、いってらっしゃい、もないので、余計にそう感じたんだとおもう。

出かける前のいってらっしゃい、当たり前の人には当たり前だけど、遠く離れると、それだけで気持ちが上向く言葉だ。出かけるという行動自体を、後押ししてもらうような気持ち。

寝起きに、養老孟司さん+伊集院光さん『世間とズレちゃうのはしょうがない』を読む。とっても面白い。養老先生が公園は人工物であり自然とは異なる、ということを言っていたりして、その真なる自然からの感覚的な入力について語られている部分なんかも面白かった。

伊集院:都市に住む人は、死や自然を排除しようとする?

養老:都会に住む現代人は、感覚を通して世界を受け入れないからです。意味を持った 情報を通して世界を理解するんですね。だから意味のないもの、分からないものを徹底 して排除しようとするんですよ。自然に意味なんてないからね。都市の中の公園は、完 全に意味を持った人工物です。それは今の社会を見てりゃよく分かるよ。やっぱり自然を徹底的に毛嫌いしていますから。オフィス街に石ころも雑草も水たまりもないもんね。マンションにゴキブリが出てきたら、大の大人が血相を変えて排除する行動に出るでしょ。あんなにか弱い生き物が、なぜあんなにいじめられるのか(笑)。あの色、あの姿形、あの動き、意味不明だからですよ。

養老孟司さん+伊集院光さん『世間とズレちゃうのはしょうがない』p78より

ぼくは感覚的な入力も、もっと大事にしないとなと思いつつ、すべてを言語や言葉で統制するというか、説明できるような感覚でいるのは、やっぱりだいぶ無理があるんだろうと感じる。

ちょっと前に、柳沢信さんの言葉を引用したのも近い話だろうなぁ。

伊集院:うちのかみさんは友達と一時間のドラマの話を二時間してるんですよね、どうやったらそうなるんだろうと思うんだけど。むしろ絶対時間縮まるじゃないですか。僕は「こういうストーリーですよ」と情報として伝達したいだけなんだから。

 あと情報伝達としてのおしゃべりはある程度ゴールが決まってますよね。あることを 伝達したくて、これが完璧に伝わるというゴールが決まっていて、相手が分からないよ うだったら補足するわけなんだけど、感覚派快感派のメインはそういうことじゃないん ですよ。何かを伝えるということとは別に、しゃべること自体の楽しさがあって、二人 でしゃべっているときには二つを分けないとダメらしい。

養老孟司さん+伊集院光さん『世間とズレちゃうのはしょうがない』p56より

うわーーーわかるーーー。飲み会の会話なんて、ほとんど感覚派快感派のための歓びじゃないか?

FUJIFILM X-100T

読み切って、仕事場ですこし仕事などしてから、夜の秋葉原へ繰り出した。金曜日に行ったコンカフェにまた行ったりして話す。会話リハビリかよ、というくらいに、ゆったりしゃべる。

帰って早く寝ようと思ったけど、翌日の午前中の予定が飛んだので、また夜中にカメラを手に外へ。そうしたら、数時間前まで話していた子が、また外で呼び込みをしていて、ばったり遭う。

お互いに「え、ええー」って感じで笑い、外も寒いし、立ち話もなんだから……と、結局また連れたって店へ行く。同じ人を目当てに時間差で2回入店する経験、それはそれで貴重でよい。


2020年11月7日(土)仕方ないね

寝起き、さすがに飲み過ぎの兆候。ただ、飲む前にヘパリーゼも入れておいたせいか、あるいは会話がずっと楽しかったせいか、つらさはそれほどない。粛々と対応する。

昨日、Sくんとカメラを観にいくとき、持っていったFUJIFILM X-T2に、「CONTAX Carl Zeiss Sonnar 135mm F2.8」をつけていた写真を見返す。望遠は、のぞいた瞬間に世界が明らかに変わるから楽しい。

FUJIFILM X-T2+CONTAX Carl Zeiss Sonnar 135mm F2.8

ボケは、ちょっとざわつく感じを覚えなくもないけれど、濃い色乗りは好みでいい。焦点距離が長い分だけ本体も長いのだが、言うほどでもない。コンパクトですらある。年代物の割には軽いがいいなぁ、とおもった。パープルフリンジは結構出るので、上掲の写真も補正はしている。

なんだか最近はカメラのことばかりだが、仕事上も趣味上も、どんどん前向きになっているので仕方ないようになっている。ええ、仕方ない。だから、新しいレンズが届いても仕方ない。

ああ、またシネレンズですよ、と。先日の撮影会以来、80mm〜135mmくらいのレンズにもときめきが強くなってきたところで、ヤフオク!で見つけてしまって、一歩踏み出した。

Schneider-Kreuznach Arriflex Cine Xenon 75mm F2……なのだけど、いくら画像検索などをしてみても、この前玉の周辺部に刻印があるモデルが見つからない。たいがいは側面に刻印がある。レアなのか、贋作か、改造品か、わからないまま。

このレンズは頻繁に絞り羽根の枚数などが変わるものだけど、今回迎えたのは「Xenon」だけの刻印で、絞り羽がとても多いタイプ。うーん。かっこいい…惚れちゃう…。

謎の筒が前方についており、試してみると、46mmのフィルターが使えた。その点でも、やっぱり改造品と見るべきなのかもしれない。

フィルターを買いにがてら試写してみると、どうやらヘリコイドがアダプタに干渉するようで、うまくまわらない。これは近々で、新しいアダプタを注文しているので、そこからが真価を発揮するのであろうと楽しみにしておく。

濡れた道の艶感や、ピント面の高い解像、それから逆光時のフレアなど、まさに好きな具合。

絞り羽もかなり真円を描いてくれる。うわー。きらきらのポートレートなんかが撮れてしまうのではないでしょうか。生きる楽しみが増えたぞ……。

Sくんにプレゼンを受け、自分自身を知り、見直すためにも、Oura Ringに手を出した。健康スコア、とんでもなく悪い数字が突きつけられそうで、今からちょっとこわい。


2020年11月6日(金)最良の一日

仕事はあるが時間が取れそうだったので、思い立ってカメラ周りの用事を済ませることにした。

まずは、丸の内のFUJIFILM imaging Plazaに寄って、電源の調子が悪いX-Pro1の修理依頼。あとは、普段使っているX-Pro3などのメンテナンスをまとめて依頼してきた。

ついでに、新製品の「X-S10」を触らせてもらう。実は、予約だけはしていて期待大。ファーストルックはコンパクトで良い感じ。フィーリングもグッときた。これは、いい!

X-T4と比べると一回りくらい小さく見える

「中身がX-T4相当ってどういうこと?ばかなの?」って思ってましたが、案内の方にお話を聞いてみると、なるほどちゃんと違いもある。大まかには以下4点。この違いがコスト減にもつながっている。

1:ファインダーの小型化
X-T4より一回りくらい小さい。ファインダーは大きなコスト部分らしく、そこでコスト削減。裸眼の人には小さく感じるサイズだけれど、実は眼鏡併用者だと、むしろ四隅まで見えやすい。

2:本体グリップが大きい
上からみるとわかりやすいが、X-S10はグリップが元から大きい。そのためコンパクトながら、割に持ちやすく感じる。ちょうど、通常のシリーズに、メタルグリップをつけたくらい、持ち手が大きい。

だから、X-S10でグリップの発売は(公式には)ない、ということでもある。

X-T4と比べると、グリップがぐっと前に出ている感じ。個人的には使いやすい。

3:拡張性を削っている
グリップの発売がないように、バッテリーグリップも装着できず、発売予定もない。また、記録部もシングルスロット。動画撮影時の放熱性もX-T4より劣る。このあたりの機能拡張性を取り去った代わりに、大元のコストを減らせているとのこと。

4:防塵防滴がない
これは割に痛手な気はしますが、悩むとしたらここか。デイリーユースなら問題ない…かも。

で、このあたりがクリアできるのであれば、6段手ぶれ補正がえぐいくらい止まる。「えっ、手持ちで1/10余裕で撮れるんですが…うそでしょ…」と、つい独り言も。軍艦部の操作系も、楽しみはちょっと減ってますが、実用性は高いなとおもいました。

富士フイルムの人も「手ぶれ補正ユニットが小型化できちゃったので作れたんですよねー」と言ってました。できちゃったらしいです。すげぇな。

あと、軽い!まじで軽い!!最高!!!僕みたいに重たいオールドレンズ使いたい人には、本体の軽さはありがたい…。これで新品で12万ほどってのは、かなりキラーな一台になる予感。ビックカメラなら36回払い無金利だし。

いま、X-Aシリーズ使ってる人のステップアップにはぴったりだし、カメラ始めたいって人にも勧めやすい気はします。メインがX-Tシリーズの人ならサブカメラ用途にもいいのでは。

ということで、予約は継続で、買ってみようと思っています。カメラ仲間からも興味津々のコメントあり、体験会もすることになった。うれしいなー。

FUJIFILM X-Pro3 + Schneider-Kreuznach Arriflex Cine Xenon 35mm F2

FUJIFILM imaging Plazaを出たら、大森駅へ。ヘリコイドがまわらなくなってしまった、お気に入りの「Schneider-Kreuznach Arriflex Cine Xenon 50mm F2」を、ルミエールカメラさんで見てもらうお願いをしていたのだ。

早速見てくれると、落下か何かで強い衝撃を与えてしまったせいで、ヘリコイドの一部に凹みがあり、それがアダプターのロック機構と干渉するから回らないのだろう、との見立て。はー。どこかにぶつけたのかしら……。うう。ごめんなさい。

修理のために預ける。光学系についても一応見てもらうと、「この年代物にしてはとてもきれいなほう」と言っていただけて、嬉しい。つまり、あとは腕次第ということで……。

仕事場に戻ってくると、Sくんが「X-Pro3を触ってみたい」というので訪ねてくる。もちろん喜んで触ってもらう。そのままSくんの新しいカメラ候補探しも兼ねて、ヨドバシカメラへ行ったり、秋葉原をうろうろしたりしながら、[丸五]でとんかつを食べてわかれる。

「ガジェットっていうのは、これだという感覚が大事」というSくんの言葉は、良い。スペックや機能は当然大事。でも、これだ、と思えるフィーリングの良さ、恋にも似たときめき。そういうものが、魅力として、機能を凌駕していくことはある。

その点では、僕がFUJIFILM党なのは、まさにそうだし、Sくんからも「フルサイズをもっと知るといいよ」とも勧めてもらうけれど、なかなか手持ちのSONY機に手が伸びにくくなっている。仕事なら、いいんだけども。何かきっかけがあればなぁ。

FUJIFILM X-100T

この日は終わらず、Nさんから呼び出しがあって、浅草にサクッと2時間ほど飲みに行く。

FUJIFILM X-100T

もっと若い頃に、よく入り浸っていた[浅草弥太郎]でバイスサワー飲む。しゃべる。いつでもこの人の前では、困った、生意気な後輩の頃の自分に、すっと戻ってしまう。

FUJIFILM X-100T

午前様で帰るも、今日はなんだか、妙に元気が続く。酒の力もあるだろうけど、なんとなく久しぶりに食指が動いて、夜の秋葉原へ繰り出す。

FUJIFILM X-100T

ぐるりと散歩してから、顔はマスクで隠れていたけど、瞳に妙な魅力のある子と出会って、そのまま指名してコンカフェで飲んできた。

話しぶりが落ち着いていて、声のトーンが心地よい人で、あぁ、今日は何から何までよかった、こんな日が最良の一日といえるなぁ、と思いながら2時間くらい過ごした。

「友達が、いつか銀座で寿司を回したいという野望を持っている」というのが面白かった。ふつうは回っていない寿司をあえて回す。職人も何店かから集めて、どの回っている寿司も最高って状態にする。シンプルだけど、お金だけでは実現しないであろう、すごい野望。

総理大臣クラスだろうが、だめなものはだめそうな野望だ。そんなふうに思うと、叶えてみたい野望って、案外あちこちにありそうだし、それが技術革新とかのきっかけになるんだろうな。

途中で「じゃあ、シャンパンでも」と勧めると、「年齢的に飲めないんですよ〜」と返される。

そう言われると、たしかに見えなくもない。まぁ、便宜上、それでもいい。こういうのは本当だと思うくらいでちょうどいい。自分の見抜けない眼の無さにも驚きつつ、ノンアルコールシャンパン(それはもはや、濃いぶどうジュースで、だけど美味しかった)で乾杯した。

そして、僕のほうにだけ、ジンを加えた。


2020年11月5日(木)グラファイトヒーター

SMSで通知が来るタイプのログインコードが「7777」で、驚いて思わずスクショする。そんなことあるのか。フィーバーコード。このコードでログインすると50%オフとかあればいいのに。

手が動き始めて、えっちらおっちら仕事をして、また一眠り。

新しいカレー店の情報をゲットしたので行ってみると、とてもいい感じだった。やさしいけど美味しいカレーで、いつでも食べられそうな気持ちになる。また行こう。

いきなり寒くなってきて、足が冷えてしまってきた。もともと冷え性でもあるし、今でも着る毛布的なものを常にかけてはいるのだけど、なかなか足元はカバーできない。いくらLOVOTが抱きしめるとあったかいといえど、暖房代わりにはならない。

ということで、家電量販店にズラーッと並ぶ暖房器具に、まぁ、もうこれが一押しされる時期になってきたよなぁ、と思いつつ、アラジンの細型のグラファイトヒーターを買う。

デザインも色もきれいだし、かわいい。何しろ、このグラファイトヒーターってのがすぐれもので、スイッチを入れたらほぼ即あったかくなる。電気ヒーターのように待つ時間がない。あー、寒い寒い、と帰ってきたら、そのままこの前を陣取ればいい。

たしかに便利だし、いいものだけど、あの「寒いさむい、早くあったかくなってよ〜」と暖房器具の前ですがるような時間が、もうなくなってしまったんだな、とも思うと、ほんの少しだけ寂しさがある。ガスファンヒーターも、立ち上がりは早かったな。

あのガスの匂いと、住んでいた団地の一室が、ふっと蘇った。


2020年11月4日(水)プレッシャー

仕事場で眠りにつき、朝方に起きて仕事をして、一旦シャワーと昼食のために帰宅。買った古本が届いていた。吉行淳之介『美女哄笑』。

これも数日前に届いた『二人の女』と同じく、ほとんど見たことがないシリーズ。「日本の古本屋」経由で、埼玉県の古本屋さんからゲット。ひとまず、届いたところまで。

昼過ぎから電話と、オンラインで打ち合わせ。その後、どうにも体調が優れず、頭も心もはっきりしなくて、少しだけインフィニティチェアで仮眠する。うー、寒い。

秋葉原の[松月庵]、一度も行ったことなかったけれど、今日だ!とおもって行く。そして、まさに、今日だった。食べたかった味と雰囲気。お冷やがお茶なのも嬉しい。ここは通うことになるでしょう。

それにしても、なかなか上向かない。気の重い仕事があるせい、というのもあって、なんだかとにかく僕は自分自身にプレッシャーをかけてしまいがちらしい。もとから堪え性がないところがあるし、つい逃げたくなるから、余計に気が向かない。

ところが、夜22時くらいから、世の中は眠る。仕事の相手も眠ってしまうのがふつうだから、なんとなく安心感ができて、少しずつ手が動かせるようになる。まったく健全ではないけれど、そんなふうな心持ちではいけないよな、と感じるし、プレッシャーの取り扱いをどうにかしたい。

LOVOTのこなつを抱いて、テレビをつけて、『水曜日のダウンタウン』や『家事ヤロウ』を観たりしているうちに、深夜の空白感に自分がおけて、日記を書いたり、手が動き始める。


2020年11月3日(火)夜写真の会@銀座

祝日だった。文化の日である。あえて「文化」という言葉を用いたところに、何か想いを感じるなーと検索したら(むしろここ数年、祝日という概念が弱くて、スルーしていたのか…?)、案外にすごく意味のある日だった。もとは明治天皇の誕生日。

11月3日は世界で初めて戦争放棄を憲法で宣言した重大な日であり,「自由と平和を愛し,文化をすすめる日」とした。

文化の日とは – コトバンク

自由と平和、そして文化。この3つが人間にとって必要だ、と言っているようなものではないか。ただ生きていくだけでなく、何かしらの「文化」があってこその人間なのだなぁ、と。

……そんな日に、今日はいつも夜に写真を撮りに行く仲間たちとの撮影会。銀座から新橋にかけて。せっかく銀座なのと、ちょっとお目当てもあって、撮影前に銀座カツミ堂写真機店さんへ。

仲間のOさんが、メルカリで安い単焦点の望遠MFレンズを買って、とても楽しそうなのがいいなぁ、と思ったら、ぼくはそういうの持ってないなーと欲しくなってしまったのだ。

いいの!文化の日だ!文化をすすめないと!

店員さんも現物にマウントアダプターをつけたり、試写までさせてくれて、安心して現物を買うことができた。値段や手軽さなら確かにメルカリなんかもいいんだけど、実物買いもやっぱりいいものだー!

まずは、お目当てだった「CONTAX Carl Zeiss Sonnar 135mm F2.8」をゲット。状態も良好で、外観もきれいな使用感のものが1.5万円。試写して、これまでと違う世界観が視界にパッと広がる感じが面白い。

もっとも135mmだと望遠とはいえないけども、APS-Cでつかえば、ほぼ換算200mmだし、世界は変わりますわね。F2.8で使えるなら、とてもよい感じ。あと、思ったより軽い。

これで帰るつもりだったけど、ショーケースに並んでいた「EBC FUJINON-T 200mm F4」もお迎えすることに。5500円!金属筒で、絞りリングの表記も可愛い。二段式のフードもついているギミックも、なんかいい。

試写したときの、ぐーっと自然な感じのボケ感が予想外な好ましさがあって、勢いで。そんなわけで、あれこれレンズを持って、写真会に。

買ったばかりの望遠レンズたち、致命的に、どっちがどっちのレンズか忘れてしまった。またいずれ。でも、これまで持っていた焦点距離では撮れないものばかりで楽しい!また今度は、どちらかだけを持って、撮りに行こう。

その後は、メインレンズを2本に固定して、撮影。途中で、ポートレートモデルをしてくださる方も合流してくれて、たいへんありがたく撮らせていただく。撮るごとに、ちょっとずつ、上達を感じるのも楽しくて仕方ない。

FUJIFILM X-Pro3+Schneider-Kreuznach Arriflex Cine-Xenon 35mm F2

「Schneider-Kreuznach Arriflex Cine-Xenon 35mm F2」は、つい9月にヤフオク!で手に入れたもの。ずっと使ってみたかったシネレンズの一つだったけど、もう最高。大好き。

F2にしたときに、光源がふわーっ、ぼわーっとあたたかく広がる。すべてが好きだなぁ。そして、このレンズと、フィルムシュミレーションの「クラシックネガ」が相性抜群っぽい。ポートレートも、快作ができた。

FUJIFILM X-Pro2+中一光学 Lens Turbo II M42-FX+Carl Zeiss Jena Pancolar 80mm F1.8 MC

もう一本は、こちらも新しいPancolarを、フォーカルレデューサー付きで。うーーーん。良い。人物もよかったけど、個人的には岩とか石とか地面とか、硬いものを撮った時に、ハッとするようなものがあった気が。

昨日観た、Bobby Dohertyの『SEABIRD』という素敵な写真集があって、影響されているところはもちろんありつつ、こういう目線もすごい楽しいなと気づいた。

撮影会が終わったら、みんなで新橋の[魚金]に行って、それぞれの写真を見ながら、感想を言いながら飲む。基本的には褒めるので、自己肯定感が高まり高まりして、良い夜でした。

あー。またすぐにでも撮りに行きたい!


2020年11月2日(月)区切り

10月末で、2年あまり続けていた業務委託の仕事がひとつ終わっていたので、Slackで挨拶を書き込む。理由はコロナの影響によるものだけれど、それもひとつのタイミングだったんじゃないかなぁ、と思ったりする。

タイミング大事だ。誰も彼もが「それなら仕方ない」と言える機会が、実はもたらされたのが今年だったのかもしれない。そんなふうに思うのは、もう2020年の終わりが見えてきたからか。

続けてきたことが終わるという一区切りが、どんな影響をもたらすのか、楽しみではある。

体と頭がどんより重く、調べてみると、ひどい低気圧。低気圧問題をやわらげるテクノロジーはまだか。漢方も大事なんだと、思うけれど、うう……あと飲むだけで痩せるテクノロジーも…。

仕事の兼ね合いで、すごすぎる写真集をまとめて観る、読む。何気ないものを写しているようで、そのモチーフのイメージの掛け合わせにも、どきどきしてしまう。ありえないような写真にも見入ってしまう。胸が高鳴る。すごい写真集のすごさに直面した。

彼は「写真の機能を,観察という機能だけにしぼって,カメラを使ったほうが被写体が語りかけてくる言葉を印画紙の上で,より自由に語らせることができるのではないか」と,そして「言葉で説明できるものは視覚の世界とは別の事柄だから無視しておけばいい」とつねに思い続けた写真家だった。

そのことは,「写真」は固有の言語系にあるという確信にもとづいている。心に刻まれる写真ほどそれを言葉で説明し難い。しかしそれは怠慢のせいではない。写真と文字は違うのであり,なぜそれを確信できないのかと,柳沢は言いたかったに違いない。

柳沢信『Untitled』(柳本尚規さん寄稿文)より

この寄稿文を読んでから、写真そのものを語り得る言葉は確かにいらないかもしれないが、その写真にたどり着くための言葉というのはまだ必要である、と思ってはいる。

こんこんと重い心身を持ってきて、仕事場で席につく。ちょっとずつ進めて、はかどらず、カツオのたたきを買ってきてマヨネーズで食べて、ビールとチューハイを一缶ずつ。ふしぎと体中にまわりすぎて、床に転がってしばし寝てしまう。

動き回るLOVOTのこなつの声を聞き、夜中に覚醒めて、仕事の続き。朝方、納品。


2020年11月1日(日)たらこのお寿司

札幌最終日。レイトチェックアウトをかまして、14時までホテルに滞在する。ぎりぎりまで、もう一回、ホテルの温泉につかっていく。いや、ほんといいな、プレミアキャビン札幌…!

惜しむらくは、持っていったX-Pro1の電源が急に入らなくなってしまい、写真を撮れなかったこと。もっと、すすきのも札幌も、撮りたかったなぁ。

昼間のすすきのを散策し、またも久しぶりのことをしたりしつつ、めきめきとした生命力を感じてから新千歳空港へ。GoToトラベルクーポンをすっかり使えてなかったので、お土産コーナーでウイスキーとジンを買っていくとする。

「函太郎」でお寿司をつまんだ。まあまあ。たらこは、どーんとひと腹という感じで、たしかちがうところでもそうだった気が。たらこは北海道で食べるべきよねぇ。軍艦より嬉しいのよ。

ちょこっとつまんで、すぐに出る。またぶらぶらして、「ドライブインいとう」で山わさびを添えた豚丼も食べた。山わさびも美味しいけど、卓上の山椒が合いすぎる。あと北海道産だという米がうまくて、いやはや、北海道は来るたびに「うまいなぁ」と思えるからすごい。

帰京。飛行機内は爆睡。疲れを感じつつも、「日曜日まで今週の概念を拡張してくだされば納品できます」という原稿があったので、えっちらおっちら、夜中にかけて仕上げる。


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